なぜだかレンタカーを借りて警視庁まできた毅(たけし)。ちゃんと部屋は空っぽにして、律儀にも現状のまま残しておいた証拠品とともに、明日の朝刊に間に合うように「記者クラブ」のある警視庁まで、おいこらおいこらと黒いワンボックスカーではなく、ピンクの軽自動車でやってきて、「34年前に殺されたペットの恨みだ!」と供述するも、保健所となんら関係のない10年前の、それも小泉政権時代の元次官を2人も刺し殺したと言うから、お巡りさんも困ってしまってわんわんわわん。
こんなにあっさりと自首したのに、包丁もスニーカーも「ひとつずつ」ではなく、「いくつか」用意してたんだなぁ。車の中にあった段ボール箱のひとつには、メモなんかじゃなく「吉原さん」の住所の「伝票」が貼ってあったそうな。いやぁ不思議だなぁ。
1932年、5月15日。海軍の青年将校と陸軍の士官候補生が総理公邸に乱入。犬養毅(いぬかい・つよし)は「話せばわかる」と言いながら凶弾に倒れた。いわゆる「5・15事件」である。犬養毅元首相も「話しても」わかってもらえなかったが、この毅(たけし)も「話してるのに」わかんないから、お巡りさんも困ってしまってきゃんきゃんきゃきゃ・・
昼間もずっと家にいた毅(たけし)は7年間、ちゃんと家賃も払い続け、出頭前に10年ぶりに親に電話するだけでなく、なぜだか「書留郵便」で手紙を出した。エッチなDVDは階下の住人にプレゼント。その2~3日前あたり、どこで何をしていたのかがすごく気になる年頃である。嗚呼ぁ・・・覚悟を決めて粛々と、身辺整理を黙々と行っていたんだろうなぁ。。。あれ?こんな時間に宅配便がきたよ、はぁい!久代千代太郎ですぅ!♪あはは♪お兄さん?箱で顔が見えないですよ?うふふ♪
ええと、
嘘くさい×1000。
ああぁ、もう、妄想を書く。(こんな話大好き♪)
先ず、この小泉毅とやらの生業は「裏DVD」の捌きである。だから書留郵便なんぞ思いつく。言うまでもなく、書留郵便とは配達から到着までを記録するという特殊な配達方法である。そして、紛失などの際は損害賠償付だ。こいつは「郵便でエロDVDを捌く仕事」をしていたのだろう。もちろん、ヤクザの下請けチンピラである。昼間、家にいることが多いのはヒマだからと、その梱包作業のためだ。
「家賃が払えていた」というのは、そこが「作業場だから」に過ぎない。
また、「犯行が計画的、且つ、効率的なのに、出頭の際は(最後は)杜撰。」という疑問もあるようだが、それも簡単に解消する。それは、
「犯行だけ」は確実に行わねばならなかったのであり、自首することは決まっていたことなのであろう。その動機もどうでもよかった。警察が困惑し、世の中が首を傾げる動機でもよかったのだ。むしろ、それくらいのほうがマスメディアを騒がせるのにちょうど良いと判断したのかもしれん。
そして、こんな税金も払っていない奴に年金もクソもない。無論、34年前のワンちゃんは、こいつの阿呆な「思いつき」に過ぎん。ンなわけない。動機など、警察が100年かかってもわかるわけない。つまり「無い」のだ。いや、「本当の動機」はある。そして、当たり前だがそれは「金だけ」ではない。もっと悲観的なこと、絶望的なことも包含されている。
「こいつにしかわからない」方法で殺害すると脅されたのかもしれん。そして間違いなく「組織のことをバラせば殺される」わけだ。見ず知らずの人間を刺し殺して、わけのわからないことを言いながら出頭するほうがマシだと思えるほどの方法で・・・
つまり、
「やらされた」のだ。
そして、おそらく実行犯もこいつである。「組織」のことは絶対に話さないし、更に「組織に依頼した奴」のことは知る由もないはずだ。だから、警察はどうしようもない。この小泉毅からは何も出てこない。・・・なんとも薄ら寒い。
被害者らが殺されて、「死人に口なし」となれば安堵する連中を探せ。いるはずだ。
もちろん、キーワードは「ねんきん」である。
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