忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

2011.8.5

2011年08月05日 | 過去記事
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110805/crm11080516470016-n1.htm
<民主・橋本議員が事故通報せず 道交法違反容疑で書類送検 岐阜県警>

<民主党の橋本勉衆院議員(57)=比例東海ブロック=が3月、乗用車を運転中に女子高生の自転車と接触事故を起こしながら、警察に届けていなかったことが5日、分かった。岐阜県警は道交法違反(事故不申告)などの疑いで橋本議員を書類送検し、大垣区検が7月27日、起訴猶予とした。

県警によると、橋本議員は3月28日午前、岐阜県揖斐川町の国道で、女子高生の自転車を追い抜こうとして接触した。橋本議員は女子高生にけががないのを確認、通報せずに立ち去った。橋本議員は5日、事務所を通じ「事故報告をせず、申し訳ない。被害者には後日謝罪したい」とのコメントを出した。橋本議員は平成21年の衆院選で初当選した>



道路交通法第72条における完全な「義務放棄」である。コレは普通「ひき逃げ」という。それにしても、怪我がないから届けなくて良い、という解釈は如何にも民主党らしい。同法の義務とは先ず、負傷者の安全確保の義務、警察への届け出、報告の義務、警察官が到着するまで現場に留まる義務とあるが、この場合は報告義務違反(懲役3ヶ月)と現場待機義務違反(罰金刑5万円)は免れないはずだ。それがなんとも書類送検で起訴猶予とは、さすがは与党、民主党議員様ということか。

また、事故を起こしたのは3月28日の午前、とのことだが、この前日には「垂井町文化会館に鳩山由紀夫前総理きたる!」との政治報告会が19時から開催されている。このひき逃げ議員の後援会が主催だ。被害者は女子高生、おそらく通学途中ではなかったか。すると午前といえども9時や10時ではあるまい。田舎の高校生だ。早朝6時か7時、いや、明け方だった可能性もあろう。前日、19時から前総理とひき逃げ、あともう一人の市議会議員が講演しているから、最低でも2時間から3時間は文化会館で自民党の悪口をやっていたはずだ。そこから後援会が放っておくはずもないから、その後はよろしく飲ったと推察することも不自然ではない。つまり、酒が残っていた、わけではあるまいな。

記事からは「議員自らが運転していた」と読み取れる。コレもおかしな話ではないか。地元開催の講演会、それも「ひき逃げ議員」が主催した政治報告会だ。鳩山がいなくなってからも、気心の知れた連中と盛り上がったのではないか、と邪推する。午前様になって秘書を帰らせ、どうせ田舎だということで「いつものように」車を運転していたら女子高生を跳ねた、というオチではないのか。いずれにしても民主党議員の名に恥じぬ低レベルだ。








http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000043-zdn_n-inet
<岩手産米プレゼントで「怪しいお米 セシウムさん」 東海テレビ番組中に不謹慎な表示>

<東海テレビ放送(フジテレビ系列)が8月4日午前、番組で実施した岩手県産米プレゼントの当選者を「怪しいお米 セシウムさん」と表記して放送する事故があり、同社はWebサイトで「常識を欠いた不謹慎な内容が画面に出てしまった」と謝罪した。ネットでは放送時の映像が出回り、同社への批判が相次いでいる。

事故は午前9時55分から放送した「ぴーかんテレビ」内で起きた。岩手県産の「ひとめぼれ」10キロが当たる視聴者プレゼントの当選者を発表する画面中、当選者3人の住所と氏名が記載されるはずの欄に「怪しいお米」「セシウムさん」と表示して放送した。

放送直後にアナウンサーが「違う映像が出てしまいました。考えられないような不謹慎な内容でした。本当にすいませんでした」と謝罪した。Webサイトにも「大変常識を欠いた不謹慎な内容が画面に出てしまい、視聴者の皆様に不快な思いを与えたことに対し、深くお詫び申し上げます」という文章を掲載した。

当選者名を入れる前のダミーデータが誤って表示されたとみられるが、ネットでは「リハーサル用だったとしてもテレビ局として悪ふざけが過ぎているのではないか」といった声が上がっており、掲示板などで“祭り”状態になっている>



謝罪放送の動画を見てもう一度驚いた。「ふざけ心」ということらしいが、これはもう謝罪して許すとか許さないというレベルではない。そこには程度の低い悪意が蔓延している。バレたから真摯な態度を見せているだけだと誰でもわかる。岩手県の米農家は腹立たしいという感覚を通り越しているはずだ。アナウンサーは<大変常識を欠いた>とか<不謹慎な内容>などと言うが、これは「出てしまった」とか「流れてしまった」ではなく、事の真意を正確に伝えるなら「我々は基本的に常識を欠いた集団であり、常日頃から不謹慎なことを考えております」と正直に吐露する他ない。

メディアは多くの日本企業の不祥事を「バイトがやった」とか「外部の人間がふざけ心でやった」で見逃したことがあるのか。見逃した場合というのは、これを報道すれば「メディアにとって都合の悪い企業」やら「支那朝鮮にとって都合の悪い企業」だけではないか。

いずれにしても、この件は社長が辞めても解決しない。潰れる他ないし、潰れたほうがいい。もはや「日本人マインド」の欠片も見当たらない。こいつらは嬉しいのだ。だから茶化すのである。あのくだらぬ表記を見て、現場は大いに笑っただろう。その中に何人の日本人がいたのか知らんが、一緒に笑っていたのなら、もはや、いろいろと手遅れだ。







http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110804-00000538-yom-pol
<子ども手当の来春廃止、民・自・公が正式合意>

<民主、自民、公明3党の幹事長、政調会長は4日午前、国会内で会談し、年度内で子ども手当を廃止したうえで、2012年度からは税引き前年収960万円以上の所得制限を盛り込んだ新たな児童手当制度に移行することで正式合意した。

現行の子ども手当は今年9月で失効するため、特別措置法案を今国会で成立させ、10月~来年3月は子ども手当を暫定的に継続させる。

3党の幹事長、政調会長はそれぞれ、「子どもに対する手当の制度のあり方について」と題する合意文書に署名した。特措法案の名称は「11年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法案」とし、10月以降の支給額は、現行の一律月1万3000円から、3歳未満と第3子以降(3~12歳)に月1万5000円、3歳~中学生に月1万円にそれぞれ変更する。

所得制限の対象基準は、税引き前年収960万円程度以上(夫婦と児童2人世帯)とする。同基準は自公両党が主張していたもので中学生以下の子どもがいる世帯の約1割に当たる>



「4年間で実現する」と強弁していた前総理もいたが、4年で実現どころか2年と少しで頓挫したわけだ。民主党の中には未だ「国民が納得しない」とか「党の理念を曲げてはならない」と抜かすボンクラもいるが、元々がウソ話なのだから納得もヘチマもない。

何を偉そうに抜かしているのか。先ずは民主党関係者、全員の土下座だろうが。

民主党に投票した有権者は騙されたのである。騙されたほうは次から気をつければよいが、騙したほうはそれでは済まない。いま、世の中には「節電ブレーカー」なる悪徳商法が出現しているらしいが、これもメディアの反原発、節電報道の熱にやられて「電気代が安くなりますよ」でリース契約、これが中途解約できないというトラブルが増加―――つまり、民主党なのだ。

政権交代、子供手当、高校も高速も無料、農家の個別補償制度、すなわち、これ生活が第一ということで、夏の暑さと報道の熱にやられて契約、これまた途中解約が出来ないわけだ。

「節電ブレーカー」は停電ばかりで節電しないからトラブルになっている。民主党の「生活が第一」の対象は日本人じゃなかったから国会が空転している。しかしながら、民主党はまだ良心的だった。ちゃんと選挙前から鳩山は「日本列島は日本人だけのモノじゃない」と言っていたし、ちゃんと日の丸を切り裂いたりもしていた。「節電ブレーカー詐欺」はリース契約であるということを巧みに隠したり、電力会社の名を騙ったりしているから、コレは騙されても仕方がない、かもしれない。

いや、しかし、民主党議員は先の参院選でも「民主党」を隠して選挙に挑んでいた。「みんなの党」を騙っていたのもいた。やはり、所詮、泥棒は泥棒か。



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