忘憂之物

男はいかに丸くとも、角を持たねばならぬ
             渋沢栄一

人間は助け合うことが出来る。人間は人間を救うことが出来る

2011年03月13日 | 過去記事


テレビ中継を見ていると、赤子を抱いた母親が映っていた。押し寄せる津波から命からがら逃げ出し、ようやく救助された避難先でも襲い来る寒さに震えていると、周囲の人々が「赤子を中心」に集まり、人肌をして温めてくれたのだと涙ながらに語っていた。


人間は助け合うことが出来る。人間は人間を救うことが出来る。


街では若者らが駅前に立ち、さっそくにも募金活動を始めている。我が妻にも「こういうときこそ、人類の便利な発明品。すなわち、金」だと教えてある。ネット募金もある。是非ともぽんとはずんでほしい。これは在日でも問題ない。名も住所も国籍も問われない。何百万円も献金する余裕のある企業や個人はポンと出してもらいたい。

菅総理大臣も記者会見で「国民に向けたメッセージ」を発した。ちゃんとメモを見ず、自分の言葉で話しかけていた。こんなときまで馬鹿にする気は毛頭ない。立派なリーダーの発言だった。心強く感じた。なんでもいいから、ともかく、早く、早く、何とかして差し上げて欲しいと切に願う。

我々に出来ることは節電と募金と祈りだ。

この度の地震で亡くなった方々のご冥福をお祈りする。また、被災地の方々には心よりお見舞い申し上げる。

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