知覧と言えば特攻ですが、当時、特攻隊員の世話をした知覧高等女学校の女学生と特攻隊員の人間模様をドキュメントした番組でした。隊員は17-24才位、見送った女学生は15歳です。この頃の日本人は使命とか奉仕の理念を持ち人間愛に満ちていた事に涙してしまいます。日本人精神は最善最良の時期だと思います。人間として見習う事ある先達です。2人の特攻隊員を世話した、なでしこ隊員の回想ですが独りは恋人が居て居場所も手紙も出せず、最後のラブレターを託したストーリーで恋人の女性は終生独身を通している話。もう独りは機銃掃射の時の命の恩人で教師を志して22才で逝った青年の話です。この女学生は彼に淡い恋心を抱いていたでしょう。彼女らはもう80歳に成りますが64年以上も遺品、遺影を大事にし、毎年、知覧で供養しています。我々の年代で出来きるでしょうか?