週明けの本日はスケジュール詰まっていた上に朝から痴呆の入居者が身体麻痺、奥さん台湾人で日本語片言なので我輩が救急車要請、火災報知器点検に消火栓と放水訓練とその上クレーム多数で大忙しでした。この歳になると何があってもだんだん動じなくなります。救急隊員の質問にも淡々と冷静に答える自分を客観視している。為替差損100万超えても落胆や恐怖感も無い。仙人、仏に近づいているのでしょうか?話変りますが皆さんは「砂の器」をご存知でしょうか?松本清張の名作で1974年に映画化され、その後各局でTVドラマ化されてます。TBSで2夜連続ドラマで玉木宏で再演されましたが、原作かけ離れた焦点で原作を愚弄してます。この作品は戦前のらい病(ハンセン氏病)の隔離政策と差別を問題視してその結果生まれた殺人事件なのですが、らい病患者の親子放浪をお遍路に置き換える等、当時の社会背景をまったく考慮してない軽薄さ・・許せん!この作品は是非見て置くべき名作映画、1974年の加藤剛、丹波哲朗、森田健作で見て欲しい。加藤芳の演じるらい病患者の父親「千代吉」が北陸・山陰を旅するシーンは皆涙します。