先日の宣言通り、金曜日に「永遠の0」観て来ました。原作は50代の百田、監督は「3丁目の夕日」40代の山崎貴でCG白組上がりではどうも戦前のリアリティーやメッセージ性が希薄である。原作書いた百田はたぶん撃墜王の岩本徹三をモチーフに信念や戦術を主人公・宮部像を創ったのだろう。太平洋戦史もなぞる程度、CGも人影無い・・イマイチかな?単純に特攻に対するアンチテーゼか?キャストも当時のパイロットはもう90才以上だから橋爪や田中眠、山本学では若すぎる。宮崎駿が架空のゼロ戦記で史実を愚弄してると酷評したが、同感である。我輩の親世代は従軍していたし、上司の役員クラスも印パール作戦の帰還兵だった、学校の先生は士官学校出や予科練崩れで気迫や言動姿勢がまったく違います。戦争映画創るならもっと史実や時代背景を勉強しなければならない。40-50代では旧日本軍人から享受も無いから空想の世界、説得力はゼロ、無理である。戦争映画番付け、1位「トラ・トラ・トラ」2位「地獄の黙示録」3位「プライベート・ライアン」を推奨、時代も良く現されている。