【A】付属品の有無
オークション等でオーディオ製品に付属品が無い場合が多い。
①最近のコンポはリモコンを使うのが前提となっている。
リモコン附属は必須。無いと使えない大事な機能もある。
②FMアンテナは必須ではない。
FMを聴きたい場合はAmazonで安価に入手出来るので、
無くても問題ない。
古いマンション等建物によっては
TVアンテナで受信出来る場合がある。
確認してはいないが、地上デジタル放送に切り替わる時、
アナログアンテナを残したまま、
デジタルアンテナを設置したのかもしれない。
③取扱説明書の多くはダウンロード入手出来る可能性がある。
全てとは断言出来ないが、
平成以後の製品は検索して取説が入手出来る可能性がある。
心配なら取説が入手出来るか検索してから購入を検討すべき。
④出来ればアンプ(AMP)とSPとリモコンはセットで買う。
様々なスピーカー(SP)を楽しむなら、バラ売りも在りだが、
セット販売の方が出費を抑えられる。
⑤SPケーブルは附属していなくても問題ない。
SPケーブルは自分でカスタマイズ出来る方が良い。
但しネット上であれこれ流れている情報は
殆どあてにならないので、信じ込まない方が良い。
ケーブルは太さと長さの関係で選べという。
(つまり電気抵抗が影響するということ)
細すぎても太すぎても音質的には良くないとされ、
左右同じ長さで3m以下の最低限必要な長さが良いとされている。
又、プラスマイナスの線が縒り線になっているのが良いとか、
アルミで防磁してある丸線が良いとか拘ればキリがないが、
あまり気にせず普通の電源コードでも音質が悪くなる事はない。
カー用品店で売られている安価なケーブルは細すぎる気がする。
JVC WOOD CONEに使われているSPケーブルからすると、
AWG13規格くらいのもので3m。
※AWGはアメリカの規格で12~16がSPケーブルに使われる。
単純に手持ちのSPケーブルが細くて
端処理が難しかったからしっかりした物として太くした。
費用対効果からすると電源コードでも良かった。
平成の初期の頃、上海か香港の富豪が車のSPケーブルに
金糸(メッキではなく、おそらく18金)
を使ったという話題があって、
高音がキンキンになって聴けたモノではなかったという。
そこまで拘ると違いが出るだろうが、
普通に無酸素銅のケーブルを使っていたら値段ほどの違いは出ない。
ダンピングファクターがどうのという理屈もあるが、
AMPとSPの抵抗値の関係で
相性が良くないと本来の性能が出せないという問題はある。
普通に使われているSPケーブルはそれ程影響が大きくはない。
3mくらいのSPケーブルの電気抵抗は字の通り桁違いに低い値なので、
ダンピングファクターがほぼ変わらないレベル。
絶対音感がある人なら違いが判るのかもしれないが。
違って聴こえるかもしれないが、フラシーボ効果も影響する。
一般的にはブラインドテストすればどっちがどっちなのか
当たる確率は50%なので、理論に拘りすぎても無駄な努力。
お金を架けても架けなくても自分が満足出来ればそれが正解。
(SP選びは重要なので詳細は別の機会に)