バブル期にフルサイズの単品コンポを買って音楽を楽しんでいたが、ある時期、全部整理してしまった。
下のキャリングコンポ(コンポの形式のラジカセ)のアンプだけとBDレコーダーとブックシェルフスピーカーだけのシンプルな構成にしていた。
画像拝借:「ラジオ・ラジカセミニ博物館」 http://www.video-koubou-topaz.jp/Victor-1.html
このラジカセは、スピーカーとカセットデッキ、チューナーアンプが分離するタイプの「キャリングコンポ」と云われていたモデル。
一応、ミニコンポの機能はある。
これが出た頃には、コンポのサイズを小さくしたデザインが好きで、後になってバブル機購入後なのにリサイクルショップで買って修理したり、これに同じくらいのサイズのスピーカーを別に付けていた。
2023年に突然難聴になって、片耳は手を軽く擦った音も聞こえるのに、音楽が聴こえない、若しくは一部の周波数がほぼ欠落してまともな音に聞こえないという状態になり、車で取り敢えず流すくらいしか聴かなくなった。
今はほぼモノラル的な音の聞こえ方。
それが最近になって一寸した切っ掛けで音に興味が戻ってきた。
それは以外にもYouTubeを見ていた時だった。
ある事に対する「海外の反応」というのを見ていた時、その中に自衛隊に関する話題があって、そこから更に儀仗隊とか音楽隊とかに移り、更に視聴候補に挙げられた高校の吹奏楽部に移った。
「京都橘高校吹奏楽部」
その存在は知ってはいたのだが、そうそう見る機会も無さそうな集団だと思って忘れていた。
「或事に対して外国人がどういう反応をするのか?」という事を見ているのだから当然その動画を見てみる。
それらの動画を見ている内に何か楽しくなってきた。
それでオフィシャル動画に移る。
話が少し逸れるが昔は読書好きで、しかもただ読むのではなく、登場人物の思考を細かくシミュレーションしていた。
気に入った小説は何度も読み返しては、様々な登場人物に成り切って思考遊びをしたものだった。
数年前には音楽Liveの撮影編集もしていた。
編集の仕方を変えてすぐに「藝藩志」に触れたので技術的に中途半端に止めてしまったが。
撮影者になったり、演奏者になったり、観客になったりしている内に、音質に対する関心が戻ってきた。
それでも暫くは「京都橘高校」と倶に話題の挙がっていた「東邦高校」を中心に何度も動画を見返していただけだった。
ふと自分が過去に撮った動画の音はどうなんだろうか?という関心が湧いた。
あまり視聴環境が良いとはいえない中で作成したものをその環境で聴いてもよく判らない。
そこで、ちゃんとした機器を再構築してみようという気になった。
普通ならコンポ1セット購入すれば良いのだけれど、以前興味があった機種が欲しいとなり、比較対象で違う機種も買う事にした。
バブル期と違って今はコンパクトコンポ全盛なので、スピーカーも小さい。
スピーカースタンドも必要になるし、スピーカーコードも選び、アンプの違い、スピーカーの違いも比較したい。
気になっていたモノは製造終了されてかなり年数が経っているので中古品しかない。
綺麗な状態で全て正常な状態で揃っているモノがなかなか無く、バラ売り状態のモノを個別に買う事になり、アンプ3台、スピーカー2セットに周辺パーツを買ってまあまあの金額になったので、スピーカー1セット分は見送る事に。
まだレイアウトがちゃんと出来ていないから比較は出来ないが、同シリーズでも音が全く違っていて、どちらが正解なのか判らない。
ひとつ気付いたのは、今現在繋いでいる組み合わせでスピーカーを並べて同時に鳴らすとLive音源が目茶目茶良い感じになりそうだということ。