小学生の頃、
トロイ遺跡を発見した ハインリヒ・シュリーマン、
マチュピチュ遺跡を発見した ハイラム・ビンガム、
ツタンカーメン王墓を発見した ハワード・カーターにロマンを感じた。
特に、誰もが唯の物語だと思っていたトロイが実在すると信じて探し出した
シュリーマンの情熱には感銘を受けた。
ただ外で汚れ仕事は向かないと思ったので、
考古学ではなく文献研究をしたいと思っていた。
「藝藩志」にも興味はあったが、限定300セットしかないのに、
数十年後に2セットも手に入るとは思っていなかった。
但、最近幼い頃の記憶の引き出しを開ける事が出来て、
広島藩の歴史書を出版するという予言をされていた事を思い出した。
古代史の研究からは離れてしまったが、
一応文献研究の入口には辿り着けた様だ。
一方で「人は何故生まれてくるのか?」というテーマを語りたい
という念いもあった。
何故人は悪事を犯してしまうのか?
悪事を犯す事の重みを理解していない。
或いは悪事を犯すという事自体を理解していない。
よく、「知って犯す罪より、知らずに犯す罪の方が重い」という。
自分が罪を犯しているという事にさえ気付いていない。
「法を犯していないから自分は悪くない」というのはこの世の理屈だが、
そんな理屈は通用しない世界があるという事を知らないからだ。
その根本には「人は何故生まれてくるのか?」ということを
理解出来ていないという問題がある。
これを解明するのが自分の仕事であると考えている。
但、記憶の引き出しを開ける鍵がないと引き出す事が出来ない。
そこで沢山の本を読んで鍵を探して来た。
復習みたいなものだけれど、
鍵が開いた𠁅もあれば、開いていない𠁅もある。
それらはバラバラの状態で綺麗に纏まっていない。
少しずつ書留めてから整理してみようと思う。
つまりこれから書いていくのは、本を読んで得た知識ではなく、
元々持っていた記憶を引き出す作業。
従って独特な思想が入ります。
オリジナルの知識で説明が出来る者は殆ど居ない為、
真偽が判らないだろうという意味で独特と云っているに過ぎません。
※性質上、宗教的な内容に踏み込みますが、
思想の説明として述べるものであって、
宗教活動や集金活動には一切関わりません。
最後に今回のお勧め書籍
精神科のドクターが自らの医療体験を元に書いた著書です。
日本でも大変話題となって多くの人に読まれました。
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