高塚山(1587m)~天狗岩(1556m)
(有氏登山口~高塚山~天狗岩~今水登山口)
快晴
※2014年・黒岳紅葉状況速報
・山腹の裾が旬で、天狗岩直下「みいくぼ」の樹海は・・・まだ見頃です。
・風穴からの登りの樹林帯は見頃を過ぎ、落葉の登路となっています。
・大船山北斜面も見頃です。
(行程) 有氏登山口(7:20)→ガラン台→今水分岐(8:50)→大船山分岐(9:25)
→風穴(着9:30~発9:40)→高塚山 (着10:50~発10:55)→
天狗岩(着11:30~発13:00)→風穴(14:00)→今水分岐(14:50)→
今水登山口(15:30)
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〇日常作業(庭の草取り・山野草の手入れ)と10年振りの車庫兼倉庫の自前での
塗装替え等の繁忙でご無 沙汰気味の山も、
この時季が来ると春の花見(桜)と同じで心浮き立つ…「もみじ狩り」。
四季がもたらす華やかな彩りを味合う歓びは「巡りゆく人生」への
自然からいただく癒しの褒美でもあるか
のように思える私である。(苦笑)
〇今年の熊本の梅雨明けは昨年より13日遅い7月21日であった。
その後の夏場はカンカン照りの日差しを浴びることもなく雨天日が多く、
8月20日には広島市安佐地区で
記録的な豪雨による土砂災害が発生し、気象庁は「平成26年8月豪雨」と命名した。
9月に入っても日照不足は続き、稲作は「やや不良」と見込まれるている。
そんな気象推移で今年の紅葉模様はおおいに気になるところである。
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▼九重連山の東端に位置する黒岳は過去4回登っているが、今回は4年振りの
黒岳であるので何故か懐かしさを覚える心地となる。
(過去の黒岳) 1回目 平成18年、2006.10.23 御池より
2回目 平成19年、2007.10.31 御池より
3回目 平成20年、2008.10.25 有氏より
4回目 平成22年、2010.10.27 有氏より
▼コンクリトの牧野道は苦になるがガラン台から眺める黒岳が魅力で
今水(いまみず)登山口に駐車して、有氏(ありうじ)登山口から登ることとした。
登山口から約一時間でガラン台に着く。
正面に大船山東斜面の紅葉を遠望しながら、一本道が続く広い牧野道を
右にカ-ブすると前方に覆いかぶさるような感覚で迫る黒岳の雄大な山体・・・。
その姿を拝むのも今回で三回目であるがその度に圧倒されるものは威風堂々とした
奥山の風格である。そんな思いでガラン台を離れ、風穴コ-スの登路に踏み入る。
▼大船山・米窪コ-ス分岐を過ぎると足場は岩塊が積み重なる登路に変わり
岩頭を踏み歩いて風穴に着く。
風穴からの急登は、ほぼ直線コ-スで、難儀するガレ場の約一時間の登りである。
高塚山を経て、巨岩が累積する岩場を必死によじ登り天狗岩に立つ。
頂上は多くの登山者が憩い、思い思いの岩頭を位置取りして座っている。
▼風もなく絶好の秋日和で飽きることのないこの眺め・・・・。
対岸の高塚山や大船山そして遠望の平治岳があたかも紅葉の海原に浮かぶ
島のような錯覚にはまる、紅葉景観・・・・。
天狗から見下ろす紅葉は広大なスケ-ルで見渡せて、
まさに天下一品の美観であろうと思える。
そんな景観を堪能しながらランチタイムと昼寝を含め、
ゆつたりと一時間半を過ごして下山した。
▼下山路で楽しみにしていた「前セリ」付近の谷筋から眺める黒岳山腹の
斜陽に映える紅葉はあいにくの曇りで期待にはずれた。
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↓ [県道669号線・久住・ガンジ-ファ-ム牧場付近から、朝陽に映える久住山麓を望む]
[雄大な山体を擁する黒岳を、ガラン台から望む]
[風穴からの上りの登路で対岸の大船山の紅葉を望む]
[高塚山から天狗岩(右)を望む]
[高塚山より北大船山(左)・三俣山(中)・平治岳を望む]
[天狗岩から北船山・平治岳・高塚山(右)と海原のように広がる紅葉を眺望する]
[天狗岩にて]
[天狗から紅葉の樹海と高塚山(右)・平治岳・北大船山を堪能する]
[天狗から対岸の大船山北斜面とみいくぼの紅葉を望む]
[天狗から対岸の大船山北斜面紅葉をズ-ムで見る]
[風穴に下る登路沿いの、もみじの絨毯]
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(2014.12.27 加筆)
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