四国の山旅(神南山・世田山・笠松山)と同窓会出席
今回の同窓会は四国ブロツクが担当で、松山市で開催される。
同窓会の案内状が来れば、先ずは「どの山に登ろうか・・・」
が私の同窓会スタイルである。
愛媛なら石鎚山が本命であろうが、私の今の体力(投薬治療中)では
無理であろう・・・・。
石鎚山なら2回経験しているので山行プランは立て易い・・・・。
しかし、石鎚山以外の山であれば初めての山となるので
山選定に気をもむ始末となった。
あれこれとネット情報で調べたが最終的には「分県登山ガイド・愛媛県の山」
を購入しその中から選定した。
鉄道沿線に近くて、登路が明確な山として
神南山(大洲市)・世田山(西条市)・笠松山(今治市)を決定した。
それに伴い各市役所から山資料等の観光パンフを郵送してもらった。
中でも今治市から頂いた「山歩きMAP」(がんばる地域活性化協議会連合体発行)
は携帯用に作成され価値あるものであった。
それに比べ、私の市は「世界ジオパ-ク」に認定されているのにも係わらず
そんな資料等には関心が無さすぎるようである・・・(苦笑)
[平成29年11月9日(木) ・ 晴れ]
(行程) 自宅(発8:15)→臼杵港(着10:50)→八幡浜港(着13:55)→(徒歩)
JR八幡浜駅(発14:42)→大洲駅(着15:00)
市内観光(如法寺・臥龍山荘・赤煉瓦館・大洲城)
1.如法寺 ←(大洲市HP)
↑ [大洲藩主・加藤家の菩提寺]
↑ [如法寺の山門 ・ 山号は冨士山(とみすやま)]
↑ [如法寺仏殿にて]
仏殿と禅堂を兼ねた珍しい形式の建造物(国の重要文化財指定)とのこと、
シャッタ-を押していただいたのは若い禅僧の方で
本堂は新しくなったと話された。
↑ [如法寺仏殿での、在りし日(1972年・昭和47年)の写真]
四国学園・専門部の教程で座禅の修行体験、前列右2番目が拙者で27歳。
昭和47年は「沖縄の復帰」・「田中角栄総理大臣誕生」の年で
日本列島改造ブ-ムの時代であった。
2.臥龍山荘 ←(臥龍山荘公式サイト)
明治期の豪商・新谷出身河内寅次郎が木蝋(もくろう)貿易で成功し
明治30年頃から10年余りかけて築造した別荘( 臥龍山荘公式サイトより)
*「新谷」はあした登る神南山の登山口となる地区である 。
↑ [対岸(肱川の河原)より望む不老庵]
↑ [庭園の奥に佇む不老庵]
↑ [船に見立てられて作られた不老庵]
眼下には肱川が流れる
3.赤煉瓦館 ←(大洲市HP)
↑ [大洲商業銀行の本店として明治34年に建築された]
街歩きの中でひときわ目立つ建物で、煉瓦の色つやは新品のような色彩を放ち、
いにしえの繁栄を感じさせる雰囲気があった。
4. 大洲城 ←(大洲城公式サイト)
↑ [大洲城から見渡す肱川と夕日に照る大洲市街]
臥龍山荘を離れ肱川の河畔を辿り25分位の早足で大洲城に入ったが
城への坂道で「股の付け根」付近に「こわばり」が走る。
今日は重い物(特に土産用の阿蘇高菜漬け)を背負って随分歩いたからなあ~・・・。
[11月10日(金)・ 曇りのち晴れ] 神南山 (伊予大洲市・654m)
(行程) JR大洲駅(発6:42)→ 新谷駅(着6:48)→(徒歩) 神南山・稲荷山公園登山口
(着7:42~朝食~発8:35) →林道途中で登高断念し折り返す(8:50)
JR新谷駅(発10:25)→松山駅(着11:51)→市内観光(道後温泉本館・石手寺)
*JR新谷駅から登山口(稲荷山公園)までの地図 ←(Googleマップ )
↑ [総特寺境内入口]
境内を散策後、境内入口に戻り、入口手前50m位から
右に入る里道に取り付く。登路はすぐに石段の山道となる。
↑ [石段の登りは稲荷山公園駐車場まで長々と続く]
↑ [稲荷山公園]
散策路に設置されたテ-ブルでゆっくりと朝食・・・。
今から始まる紅葉の色づきであるが、
広い公園一帯にはカエデの大木が林立ちし、
最盛期には見事な紅葉ガ見られる事だろうと想像された。
↑ [林道入り口に建つ案内板]
↑ [神南山登山のチラシ: 大洲市役所より入手]
新谷公民館が平成29.11.23日実施する登山会のコ-ス案内であるが、
今回私は黄線のル-トをピストンすることとし、
所要時間は片道2時間30分(休憩を含めて)の歩きとプランした。
公民館の方には電話にて2度にわたり下調べの問い合わせをしたが
誠に親切丁寧な説明にコ-ス概要の知識を深める次第となった。(感謝御礼)
↑ [緩やかな林道であるがここで登高断念]
昨日の歩きで股の付け根に「こわばり」があった足であるが、
今朝はロキソン湿布テ-プで改善していたのであるが矢張り違和感がある。
加えて、駅の貸ロッカ-に預ける予定の手荷物(阿蘇高菜漬け)を背負っている
駅は無人駅でロッカ-無(下調べに不注意・反省)
登りは良いが、帰りの下りの事を思えば心配が頭をよぎる・・・
足が悪化すれば明日の世田山~笠松山縦走までダメになる・・・
登頂断念・苦労した下調べなのに・・・残念至極 !!
↑ [新谷駅舎から望む神南山]
心残りが込み上がる、頂上からの展望が楽しみだったのに・・・
駅で会った老紳士、稲荷山公園のカエデの由来を話される。
「大洲藩公が京都高雄の苗木を持ち帰り植えたもので、
いろは楓の群生地」とのこと。
↑ [道後温泉本館]
温泉に浸かった後は、遅い時間での昼食を道後商店街・
ハイカラ通りのうなぎ屋で舌鼓を打つ。
↑ [51番札所・石手寺]
境内は 「同行二人」と記されたすげ笠に白装束姿のお遍路さんが
団体でお参りされていて、その賑わいに酔い、
私自身もお遍路の一抹を体験したような気分になった。
(2017.12.16 追記)、
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