カンザシギボウシ

カンザシギボウシ(簪擬宝珠)はユリ科の花で,近畿以西,四国,九州地方に分布し,石灰岩の多い山地で樹林下の湿地に自生する多年生草本です.学名はHosta capitata(Koidz.)Nakaiで,Hostaはオーストリアの植物学者Host氏,capitata(頭状花序の)の意味から,頭状花序の,Host氏に因む植物の意.和名は花姿が簪に似たギボウシのこと.花期は7月上旬,場所は伊吹山口.