タニギキョウ(谷桔梗)はキキョウ科の花で,北海道～九州,カムチャツカ半島,済州島,中国など分布し,山林下の湿った場所に自生いる多年生草本です.学名はPeracarpa carnosa(Wall ex Roxb.)Hook. f. et Thomson var.circaeoides(F.Schmidt)Makinoで,Peracarpaがpere(嚢状)とcarpos(果)の2語よりなり,果実が嚢状のこと,carnosa(肉質の),circaeoides(ミズタマソウ属の)の意味から,ミズタマソウ属に似た,花が肉質で,果実が嚢状の植物の意.和名は谷に自生するキキョウのこと.花期は5月,場所は国見峠の途中.
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