偉人たちと並ぶ天才的な頭脳の持ち主ですが、それ以上に創造性とひらめき、やり抜く力をもった方というのが分かりました。
仕事のヒントがあるはずです。すこしでも見つけられれば…。
アマゾン・ドット・コムは1995年7月16日に開店しました。インターネット事業のように見えますが、実際は顧客サービス事業です。
お客様、株主、社員を大事にしながら急拡大していきますが1999年12月、インターネットバブルの崩壊で大打撃を受けます。アマゾン自体は売上、利益が伸びているにもかかわらず…。
毎年大事にしている株主に対してレターで詳しく今までの業績やこれからの目標などを細かく説明していますが、2000年のレターに「長期を見据える」の冒頭が「いたた」という表現から始まっています。
業績は悪くなかったのですが、株価がインターネットバブル崩壊により、昨年と比べて80%以上下がってしまったからです。
毎年のレター内容も詳しすぎてわからないのですが…どう行動するのか、長期思考、こだわり、顧客基盤が最も価値ある基盤、お客様にいいことは株主にもいい、財務について等、詳しく正直に詳しく説明されているのが参考になりました。
さて、私の「痛たた」は、2月15日に変わったばかりの深夜、腹痛で目を覚ましました。
空腹時のお腹の痛みのような感じがしたのですが…朝方まで痛みが引かず、近くの病院へ行くことに。
午前中をかけて診察していただいたところ腸閉塞と…。
40年前の2月にも同じ病気で手術を経験しています。
その当時、お腹の風邪がはやり、診療所で診ていただき、薬をもらい、腹痛は治ったのですが、しばらくするとまた痛くなり大きい病院へ。
たぶん、盲腸が遅れてしまって腸閉塞になったと後から聞かされました。
その時、一度開腹手術をしていると2回目があるかもしれませんという話も聞いていたので、ついにその時が来たのかと…。
治療はできるだけ体に負担をかけないようにと、チューブを鼻から腸まで入れ、減圧して癒着を戻す方法を3パターン試みましたが、結果が得られず開腹手術をすることにしました。
手術への心配はありませんでした。麻酔の先生が素晴らしいと聞いていましたし、その通り素晴らしかった。
何がと言われても表現できませんが、主治医もピッタリだったと言われたのが分かります。
40年前はいろいろな夢を見ましたが、今回は夢を見ることもなく、スッキリと目を覚ましました。
術後はタオルケットが必要ですと病院から言われ、子供たちが愛用していたものを妻が持ってきてくれました。
小さい時の子供たちと川の字で寝ているような感覚で、あたたかく、心地よく、夢だったのかもしれませんが…まるで一緒にいるような安心感がありました…。
術後は、休日だと思うのですが先生が顔を出してくれたり、看護師さん達からいろいろな声をかけてもらったり…コロナ禍の中、家族との面会はできませんでしたが家族といるような安心感がありました。
術後三日目は、まだ点滴や背中には麻酔があり一人では着替え等出来ません。
看護師さんに手伝ってもらい、背中も拭いてもらいながら…その時、何気ない会話をさせていただきました。
「私は2回目の手術で…、子供たちが小さい、赤ずきんちゃんの話が理解しているぐらいの頃だと思います…
お風呂の中で私のお腹のキズを見つけ、どうしてキズがあるのと聞くので、パパがあなた達を生んだんだよ!と言ったら「違う!ママから生まれたんだ~」と言って大泣きされたこと…。
「いい話ですね」と笑っていただきました。
手術担当の看護師さんは、鼻からチューブが入った見た目がひどい状態から、はずれてどのぐらい元気な顔になったか見に来てくれました。
時間外に、仕事外だと思いますが2回も様子を見に…。医療技術の他に…心配してくれる、声をかけてくれる大切さを痛感しました。
一か月近く入院し、会社のスタッフには負担をかけてしまいました。3月12・13日は完成見学会もあり、家具の搬入や写真撮影の準備、見学説明、そして引渡しも!
私も今までの完成見学会に普通に出席していたので気づかなかったのですが…こんなに出席できないのが残念だと感じたことはありません。
打ち合わせをさせていただいている方、いつも見学会に参加している方、はじめて参加する方にお会いしたかった…。
でも、何の問題もなく無事に終わったことはよかった…。
逆に言うと、シャチョウがいなくても…。最初から必要とされていないのかもしれません…。
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