2.泣き虫チエ子さん 愛情編
3.沢村さん家のこんな毎日 平均年令60歳の家族と愛犬篇
4.すーちゃんの恋
5.永遠のおでかけ
今月はイラストレーターの益田ミリさんの本です。
年末帰省した長女が1~3を置いていったのを読み、面白く、益田さんに興味をもっていたところ、「すーちゃんの恋」と「永遠のおでかけ」を本屋で見つけてしまい…。
永遠のおでかけは亡くなったおじさんとお父さんのことが書かれているエッセイですが他は漫画になります。
泣き虫チエ子さんは結婚して10年のご夫婦の日常を描いています。
沢村さん家…は題名通り平均年令60歳の家族と愛犬の日常を描いています。
そして、すーちゃんの恋は独身の女性の日常を描いています。
4コマ漫画スタイルを2~4ページで完結させているのですが…。
ほのぼのとした毎日の愛情を感じてしまうのです。
泣き虫チエ子さんの表紙には内容の紹介としてこう書かれています。
チエ子さんとサクちゃんはとても仲良しです。
サクちゃんは家でくつの修理屋さんを
チエ子さんは会社で秘書をしています。
ふたりの毎日はかけがえのないものです。
一度しかない人生を“この人”と過ごす幸せ…
一日一日がいとおしいのです。
なぜ、泣き虫なチエ子さんなのかというと…。
テレビを見ては泣き
本を読んでは感動して泣き…。
というところからきているようです。
そのなかで特に感情的に激しく泣く場面があり、はっきり記憶させられた回がありました。
二人が結婚する前の話です。
それは結婚前、チエ子さんの実家に挨拶に伺った時のことです。
家族と食事の途中にサクちゃんが「お嬢様をください」と言ったことです。
家族は喜びますが…。
チエ子さんは…。
あたし
あたしをあげない
あたし「あたし」をあげたりしない
「ください」ってなに?と言って泣いてしまいます。
「結婚することを二人で決めました」って言えばよかったのに…。
そして、もう一度仕切り直し…。
どうでもいいのでは?と思うことでもありますが…。
反対の立場で考えると大切な人のことは自分ならそうする!ということで、相手に対する思いやりが見えてきます。
これはとても印象的な話でしたが、どの話もほのぼのとした漫画の中に、たしかな愛情が見えます。
この本を読んでいくとなぜか懐かしさも感じました…。
なぜなのか?
いつも、家づくりでいろいろ話をしている家族の方と一緒にいるようです。
一緒に住む家族のことをみんなで考えたり、相手のことを思いやったり…。
日常の普通のことが幸せだったり…。
ふと、見つけることが出来たり…。
娘から教えてもらいました。
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