ZX4の後に乗ったバイクが、ヤマハVirago400というアメリカンバイクでした。
この頃になると、遠乗りするにもゆったり乗れるアメリカンに興味が出て来ており、アメリカンの場合、ホンダSteed400か、ヤマハのVIrago400のどれかと考えていました。そして先のZX4を購入したバイク屋で店頭にあったのが中古車のVirago400でした。
座った感じはZX4とは全く違い、ドカッという感じでシートに座るもので、ZX4では長時間乗ると手首が痛くなっていたのですが、Viragoはそれは無さそうなので、長距離乗るにもいい感じだと思いました。
このViragoですが、エンジンは400ccのV型2気筒でロングストロークのエンジンらしく、高回転域は回りません。「ドコドコドコ・・・」という感じのエンジンで低速域では太いトルクがあるのですが、加速感についてはZX4に乗っていた時とは全く違い「早い」という感じが全くないバイクでした。
やはりロードスポーツとアメリカンでは、バイクと言っても別物なんですね。
でも遠乗りしたり、仕事で埼玉へ行ったりした時には結構気楽な感じで乗れていたので気に入っていました。
ただこのバイク、半年ほどで盗難にあってしまいました。このViragoに乗っていたのは1990年代だったのですが、私の住んでいた地域では「バイク窃盗団」がいてバイクの窃盗が相次いでいました。これは当時TVニュースでも取り上げられたくらいです。
もっと長く乗りたかったバイクでした。