昨日(11/9)はバイクで少し走ってきました。
何処へ行こうかと思ったのですが、とりあえず近場を走り、あとは思いつくまま行けば良いかと思い、奥多摩方面に向かって走りました。
先月の記事に書きましたが、バイクにナックルガードを着け、バイクジャケットも冬用を購入しました。これから冬に向かい準備を進めてきましたが、このバイクの写真を知人に見せたところ、「ロングツーリング仕様を目指しているんか?」と言われました。まあ遠からずも近からずですが、これだけ大きなフロントスクリーンを装着し、大き目のナックルガードを着けると、その様に見えるんでしょうね。
確かに高速道路に入ると、風はヘルメットの上部に当たり、顔より下には直接風が当たりませんので、これだけでもかなりの疲労軽減になります。また今回、大き目なナックルガードを着けた事で、手から上腕部に掛けても当たる風の流量がかなり軽減されていましたので、これも若干の疲労軽減には役に立っていると思います。
最近、出かける時には高速道路を結構利用していましたが、昨日は奥多摩まで下道でノンビリ走って向う事にしました。
朝8時半頃に自宅を出発。天気は雲は多少ありましたが、青空が気持ちの良い日です。我が家からは国道16号で八王子に向かい、八王子から道の駅八王子滝山に向かいます。今までの経験からですが、下道を走ると30km/hほどの速度感になりますが、道の駅八王子滝山までは約1時間半ほどで到着しました。
何時もであれば、この道の駅は結構混雑しているのですが、この日の10時過ぎの時間帯は空いていて、すんなりと道の駅に入る事が出来ました。この日の陽気は日差しが出ていますが、まだ朝の内は空気も冷え込んでいましたが、手が悴むという事もなく、走っていてもバイクジャケットが風を遮っているおかげか、特に寒さを感じないでここまでこれました。
ここで小休止してから出発、あきる野の先から五日市街道に乗って武蔵五日市方面に向かいます。
途中、あきる野ICの近くには東京サマーランドがあります。もう夏は過ぎていますが、何かアトラクションでもあるのでしょうか。結構、車が入っている様です。私が小学生の頃、母に連れて来てもらった記憶がありますが、それも今から半世紀も前の話です。今はどんな場所なんでしょうね。まあこの目の前にあるのは多摩川の支流である秋川ですが、川釣りには良い場所と聞いています。季節的にはもう過ぎている感じですが、来年のどこかで一度来てみたいものです。
あきる野から武蔵五日市駅までは数キロで直ぐに通過します。その先は檜原街道を走り、一路、奥多摩周遊道路へ向かいます。次の休憩ポイントは都民の森です。
都民の森は武蔵五日市から30分程度走り、奥多摩周遊道路の檜原村側方面にあります。
この奥多摩周遊道路はバイクでぶっ飛ばして峠を攻めるライダーも多く居るので、良く初心者のバイク乗りの中には「怖い」という人も居たりします。確かに偶にそういうライダーも居ますが、この日に感じたのはバイクよりも自動車の方が怖い運転する人が多く居た様に思います。
マツダのロードスターとか、ベンツのAMGとか。まあとにかくパワーのある車やスポーツタイプの車でぶっ飛ばして走っている人が結構いるんですよ。奥多摩周遊道路は整備された道路なんですが、ワィンディングコースで速度は40km/hに制限されています。
バイクは何かと話題に上りますが、車でも峠を攻めて走る人がいて、この日はバイクよりも車の方が多かったですね。コーナ―出口でタイヤを鳴らしながら出てこられた日には、バイクの私も冷っとする事が幾度がありました。こういった事はバイクが目立ちますが、車でも結構危険運転している人がいるので要注意ですね。
都民の森で小休止です。ここは少し紅葉になりはじめていました。そういえばこのモニュメントの名前は何だったのか、、、ちょっと思い出せません。
都民の森の売店には、ピリ辛こんにゃくが売っていますので、これを食べて一休みします。この日は陽気も良いせいかハイカーも多くいました。案内板を見ると1時間半ほど登ると三頭山まで行けるそうで、皆さんそこへ向かうのでしょうか。
ここで小休止してから少し登ると月夜見第二駐車場があって、そこから都心部まで見る事が出来ます。
パノラマ写真で取ってみたのですが、霞んだ先に都心部まで見る事が出来ました。(写真では少し見えずらいですね・・)
ここから奥多摩湖方面に下り、国道411号線を左折して丹波山へ向かいます。距離にして40分ほど走った先ですが、このルートは結構人気のあるので車やバイクがこの日も多かったです。
丹波山には「道の駅たばやま」がありますが、ここには温泉もあるので入る事が出来ます。ただこの日は着替えも持ってきていなかったので温泉には入らず、時間も昼過ぎになっていたので、ここで「たぬき蕎麦」を食べました。たぬき蕎麦を食べたのは久しぶりですが、美味しかったです。
この丹波山からは小菅村へ抜けて、中央自動車道の上野原方面に抜けるルートもあります。最初はこのルートで帰路に着くつもりでしたが、天気も良かったので、ここから甲州市方面まで抜けて帰路に着く事にしました。まったくの思い付きのツーリングです。
甲州市までは丹波山から柳沢峠を抜けて30キロ程度の距離なので、1時間ほど走れば抜けれます。途中から少し道幅は狭くなりますが、明るいうちであれば気持ちの良いコースです。丹波山から柳沢峠までの間には「おいらん渕」というのがあり、そこそこ有名な心霊スポットになっていましたが、今ではもう国道のルートも変えられてしまい行く事が出来ません。でも夜に走るのはちょっと勘弁してほしいコースなのですが、昼間は本当に景色も良くて、ツーリングにはもってこいのルートになっています。
柳沢峠を少し過ぎると展望スポットがあって、この日は富士山が良く見えました。
柳和峠から甲州市(昔は塩山市と呼ばれていました)までの道路は、10年程前まで少し厳しめの峠道でした。道路も少し荒れていて対面通行2車線のワインディングで、自動車免許取り立ての頃には、緊張して走り抜けたルートです。しかし現在ではしっかりと道路も整備され、途中、トンネルを使ったループ等もあって走ると面白いルートになっています。
14時過ぎには甲州市に入り、写真は撮っていませんがフルーツラインを走ると、右手には霞んではいましたが南アルプスの山々を眺める事が出来ます。
その後、国道20号線(甲州街道)に出るので、それを使って神奈川方面に向かいます。何時もであれば勝沼ICから中央高速道路に入るのですが、この日は極力、下道を使いながらのんびりと走る事にしています。
国道20号線の笹子トンネルの手前に「道の駅甲斐大和」があるので、そこで小休止です。
ここで家へのお土産で、信玄餅を購入しました。なんでもハローキティの何十周年かの記念で、ラッピングがハローキティのものがあったので、それを購入しました。
キティちゃんと言えばサンリオですが、このサンリオの創業者は山梨県出身なんですよね。「サンリオ」とうのも「山梨(さんり)の王」という意味があるとかないとか。甲府にある武田神社の境内には、このキティちゃんの石像もしっかりおいてあったりします。
この時で時間は15時近くになってきていて、山影では少し肌寒い感じになってきました。ここからはひたすら甲州街道を東京方面に向かうだけです。
途中、相模湖近辺になると日も暮れ出したので、少し寒くなるかと思い、ちょっとグローブに一工夫してみる事にしました。
この冬用のグローブの内側、手の甲の部分にコンビニで「貼るホッカイロ」のミニ版を貼り付けてみました。日も暮れると気温も一気に下がり始めるので、冬用のグローブを着けていても結構手先が冷えてしまうので、ちょっと試しにやってみました。するとナックルガードの効果と相まってか、かなり快適に走る事が出来たのです。これは良いですよね。次回から手先が冷えそうであれば、この方法で回避してみようと思います。
この日の帰宅は18時30分頃で、走行距離は230キロほどでした。時間にしてトータル10時間ほど走った事になりますが、こまめに小休止を取りながら走ると、それほど疲れずに走る事が出来ますね。