最後に厳しい事を言いますが、ご理解ください。
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これは、迷子の話ではありません。ノーリードで散歩していた方のお話です。
この方は、何頭も飼ってきた経験があり、その経験を過信してしまったのでしょう。子供のころから知っている方なので、ノーリードでの散歩は危険だと私も周りも伝えていました。
その後、彼女の犬は彼女の目の前で車に轢かれ亡くなりました。
痛い思いや、辛い思い、命を落とすのはいつだって無知で無責任な飼主の動物たちです。
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皆さんはどちらを選択しますか?
○○にさせてしまってから対策をとるのか
○○にさせないよう日頃から対策をとるか
「うちの子は大丈夫」「迷子になんてさせない」「首輪やリードで行動を縛るなんて可哀そう」
無知で、無責任な飼い主になりますか?
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どうかお願いです。
命を守るため、素早く確実に探し出すためにこの5つを愛犬は身に着けてください。
1 目立つ色や柄の首輪・ハーネスにリード
なぜなら見つけやすいからです。被毛が長く、首輪が埋もれてしまうわんちゃんにはバンダナもお勧めです。
2 鑑札
鑑札の刻印の番号から飼い主に連絡がいきます。
3 狂犬病注射済票
狂犬病予防接種済の札が付いていれば保護する方は安心です。マナーです。
4 迷子札
迷子札があれば、すぐに連絡できます。見つけ出す時間が早くなります。
5 マイクロチップ
早期発見、殺処分回避。何も付けていなければ処分されます。
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多くの動物がどの様に殺処分されているか映像を見たことはありますか?
見てください。そうすれば考えが変わると思います。
そして、家の中の安全対策の見直しを。
小さな隙間や乗り越えられる高さの策、網戸なんて体当たりすればすぐに外れます。
色々な「もしも」を想定して対策を考えることは 動物と暮らす事を決めたなら飼い主として義務なのではないでしょうか?。
この子たちの安全・命を守れるのはみなさんです。
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そして、最後に。
わんちゃんが見つかったら どうか「見つかりました」と協力してもらった方たちに知らせてください。SNSで拡散した方も一言「見つかった」とお知らせください。協力してくれる方たちは皆さん心優しい方たちです。きっと迷子の子が見つかったかどうか気にされてると思います。拡散して「しっぱなし」は止めて欲しいと思います。
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迷い犬を保護された方
身に着けているものを確認。首輪が無い場合は保健所・警察署・病院に連絡をし、マイクロチップの情報を確認してもらってください。
保健所や警察に引き渡すか保護された方がご家族が迎えに来るまで預かるかは保健所、警察署の方と相談すれば大丈夫です。
どうしても自分では預かれない方は、保護団体やペットサロン、動物病院を頼ってください。
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最後まで読んで頂きありがとうございます。
夏本番で毎日とても暑いです。ワンちゃん、ネコちゃんはもちろん飼い主の方々もどうか水分補給やエアコンを上手く使ってこの暑い日々を過ごして下さい。