前の会社の後輩の送別会に、お呼ばれしてゲスト参加。
マネージメントクラスを抜いた20人くらいがいたけど、8割方が懐かしい顔。つーか、誰も彼も全然変わってねー。3年という期間を、これほど短く感じた瞬間は生まれてはじめてかも……と、思った。
で、なぜ俺がその後輩の送別会にお呼ばれしたのかというと、実はこれには伏線があって、彼はなんと、明日から俺が今いる会社に入社するのである……!
そうなると、今日唯一のゲストたる、俺の立場は微妙だ。
「ウチの優秀な○○をよくも~っ」
とか、
「○○さんの業務の引き継ぎぜんぜん終わってないのに、ぜーんぶ俺がケツ拭くことになってんスよ~っ」
などといった怒りの矛先が、ヘタ打つと俺に向かいかねない。怒り狂って大地をうねらすオームの群れに、単身身を投げ出す某“姫姉さま”のような心境である……って、いうじゃな~い。
俺は、まるで自分の番が来るまでひたすら相槌を打つ某“ギターで切腹する人”のように――いや、番なんて来ないし、むしろ来て欲しくないんだけど――ただただ大人しく、周りの状況に追随していたんだ。
すると、どうだ……というか、何なんだ……こ、この……和やかさと、ゆ、友愛は……。俺の心のシグナルは、みるみるうちにレッドゾーンからブルーゾーンへと、質的転換を遂げた。オームの怒りは静まった。ついに人々を、青き清浄の地へ導かん……。
そして、たどり着いた青き清浄の地で俺たちが見たもの……それは、例うなら心のダムであり、ワシントン条約で保護された稀少動物であり、三峰徹の投稿イラストであり、約束という名のコントラクト……。
「また同僚になるけど、お互い余計なことは言わないようにしようね☆彡」
マネージメントクラスを抜いた20人くらいがいたけど、8割方が懐かしい顔。つーか、誰も彼も全然変わってねー。3年という期間を、これほど短く感じた瞬間は生まれてはじめてかも……と、思った。
で、なぜ俺がその後輩の送別会にお呼ばれしたのかというと、実はこれには伏線があって、彼はなんと、明日から俺が今いる会社に入社するのである……!
そうなると、今日唯一のゲストたる、俺の立場は微妙だ。
「ウチの優秀な○○をよくも~っ」
とか、
「○○さんの業務の引き継ぎぜんぜん終わってないのに、ぜーんぶ俺がケツ拭くことになってんスよ~っ」
などといった怒りの矛先が、ヘタ打つと俺に向かいかねない。怒り狂って大地をうねらすオームの群れに、単身身を投げ出す某“姫姉さま”のような心境である……って、いうじゃな~い。
俺は、まるで自分の番が来るまでひたすら相槌を打つ某“ギターで切腹する人”のように――いや、番なんて来ないし、むしろ来て欲しくないんだけど――ただただ大人しく、周りの状況に追随していたんだ。
すると、どうだ……というか、何なんだ……こ、この……和やかさと、ゆ、友愛は……。俺の心のシグナルは、みるみるうちにレッドゾーンからブルーゾーンへと、質的転換を遂げた。オームの怒りは静まった。ついに人々を、青き清浄の地へ導かん……。
そして、たどり着いた青き清浄の地で俺たちが見たもの……それは、例うなら心のダムであり、ワシントン条約で保護された稀少動物であり、三峰徹の投稿イラストであり、約束という名のコントラクト……。
「また同僚になるけど、お互い余計なことは言わないようにしようね☆彡」