「くもん、やめました」という保護者の方からおたよりをいただきました。面談で「あれもできない、これもダメ」と言われて、ご迷惑なのかと思った、ということでした。
まあ確かに、迷惑な子というのはいるものですし、
宿題プリントどころか
カラの筆箱を持ってきて鉛筆消しゴムを毎回借りるなんていうのもいます。
「ったく、親はどういう神経してるのよ・・・・・・」って思うことだって多々あるというものです。
会費を払っているからって教室へ丸投げされてもね。
でも、おたよりのお子さんは、どうやら学習困難児のようで
「他の子はちゃんと進んでいるのにお宅のお子さんはまだ〇〇もできない」というようなことだったようです。
心配になって障碍児関係の機関などへも相談されたようですが
「様子を見ましょう」と言われたのでそのまま小学校へ入学して半年たって
学校の勉強がまるでできていないのに気付いて焦っているとのこと。
私のメールへのお返事で
「様子を見るという言葉を誤解して何にもしなかった私が・・・・・・」と
嘆いておられましたけれど、少しでもお役にたちそうなことはお伝えしておきました。
公文式は無学年式で
「どこからでも、どんな子でも、その子に合ったレベルから、その子に合った進め方で
学習することができる」という利点を持っています。
けれども、学習困難児の場合、それなりの工夫が必要ではあります。
家庭環境によるものも大きい場合もありますし、
いずれにせよ、ご家庭の多大な努力・協力が必要です。
もしかしたらこのお話の指導者も「ですから・・・・・・」とお母さんの協力が欠かせないということをお伝えしようとしていたのに、
聞いた方にはその真意が伝わらなかったということなのかもしれません。
というか、そう思いたいところです。
うちの教室でも、例年1~2人の学習困難児が通ってきていて、
自閉症児やHDAD、ダウン症の子や発達障害、様々な子どもたちを見てきています。
現在も2人ほど。
で、
うちの教室では通常、事前に診断名がわかっている場合及び、
低学年で特殊クラスを勧められているような子の場合は、親の同伴学習を原則にしています。
一人分の会費で座席を二つ専有されることになるのですが
スタッフや私が張り付いていることを思えばそのくらいは仕方がないことですし
何回かおきに15分~30分ぐらいは対面指導の時間を取って
その際には親にもそばにいて貰い、
「おうちで宿題をさせるときにはこのように」と親指導も同時にします。
一緒に学習することで親にも実態が良くわかりますし
家庭での対応の仕方やプリント以外にもできる訓練があるということも教えてあげられます。歌を歌ったり、本の読み聞かせとか歩きながらの数数えとか、
時計はアナログにして時刻を意識させることとか、
やれる事はたくさんあるわけです。
他にも小さい子がいたり、お仕事を持っていたりで毎回の一緒学習は無理でも
極力同席での学習を要請します。
親がそばにいると甘えてしまい、自分でやらない子もいますが
そういう場合には「これができたらママに隣に座ってもらえる」とか
そんな風にも利用したりします。
そしてだんだんに自習力がついてきたところで少しずつ親の同席を減らしていくなど。
もともと、なんでもオープンな教室で始終保護者が気軽に出入りしている、
「よろず相談所」の面もあるところですから、できることなのかもしれませんけれど。
保護者の出入りは他の生徒の気が散るなどといわれる方もいるようですが
その程度の事で散る集中力なら、大したことはないでしょう。
学習時間中にくる子帰る子、質問に立つ子と常に人が動き回っている教室なのですから。
学習困難児・障碍児の指導は確かに大変な面もあるかもしれません。
でも、それなりに、
できなかった事ができるようになった時の達成感には、
できる子が学年トップになった時と同じくらいのものがありますよ。
せっかく自習式・無学年式の教室をやっておいでなら
そちらの面へもご活躍いただけたら、と思います。
まあ確かに、迷惑な子というのはいるものですし、
宿題プリントどころか
カラの筆箱を持ってきて鉛筆消しゴムを毎回借りるなんていうのもいます。
「ったく、親はどういう神経してるのよ・・・・・・」って思うことだって多々あるというものです。
会費を払っているからって教室へ丸投げされてもね。
でも、おたよりのお子さんは、どうやら学習困難児のようで
「他の子はちゃんと進んでいるのにお宅のお子さんはまだ〇〇もできない」というようなことだったようです。
心配になって障碍児関係の機関などへも相談されたようですが
「様子を見ましょう」と言われたのでそのまま小学校へ入学して半年たって
学校の勉強がまるでできていないのに気付いて焦っているとのこと。
私のメールへのお返事で
「様子を見るという言葉を誤解して何にもしなかった私が・・・・・・」と
嘆いておられましたけれど、少しでもお役にたちそうなことはお伝えしておきました。
公文式は無学年式で
「どこからでも、どんな子でも、その子に合ったレベルから、その子に合った進め方で
学習することができる」という利点を持っています。
けれども、学習困難児の場合、それなりの工夫が必要ではあります。
家庭環境によるものも大きい場合もありますし、
いずれにせよ、ご家庭の多大な努力・協力が必要です。
もしかしたらこのお話の指導者も「ですから・・・・・・」とお母さんの協力が欠かせないということをお伝えしようとしていたのに、
聞いた方にはその真意が伝わらなかったということなのかもしれません。
というか、そう思いたいところです。
うちの教室でも、例年1~2人の学習困難児が通ってきていて、
自閉症児やHDAD、ダウン症の子や発達障害、様々な子どもたちを見てきています。
現在も2人ほど。
で、
うちの教室では通常、事前に診断名がわかっている場合及び、
低学年で特殊クラスを勧められているような子の場合は、親の同伴学習を原則にしています。
一人分の会費で座席を二つ専有されることになるのですが
スタッフや私が張り付いていることを思えばそのくらいは仕方がないことですし
何回かおきに15分~30分ぐらいは対面指導の時間を取って
その際には親にもそばにいて貰い、
「おうちで宿題をさせるときにはこのように」と親指導も同時にします。
一緒に学習することで親にも実態が良くわかりますし
家庭での対応の仕方やプリント以外にもできる訓練があるということも教えてあげられます。歌を歌ったり、本の読み聞かせとか歩きながらの数数えとか、
時計はアナログにして時刻を意識させることとか、
やれる事はたくさんあるわけです。
他にも小さい子がいたり、お仕事を持っていたりで毎回の一緒学習は無理でも
極力同席での学習を要請します。
親がそばにいると甘えてしまい、自分でやらない子もいますが
そういう場合には「これができたらママに隣に座ってもらえる」とか
そんな風にも利用したりします。
そしてだんだんに自習力がついてきたところで少しずつ親の同席を減らしていくなど。
もともと、なんでもオープンな教室で始終保護者が気軽に出入りしている、
「よろず相談所」の面もあるところですから、できることなのかもしれませんけれど。
保護者の出入りは他の生徒の気が散るなどといわれる方もいるようですが
その程度の事で散る集中力なら、大したことはないでしょう。
学習時間中にくる子帰る子、質問に立つ子と常に人が動き回っている教室なのですから。
学習困難児・障碍児の指導は確かに大変な面もあるかもしれません。
でも、それなりに、
できなかった事ができるようになった時の達成感には、
できる子が学年トップになった時と同じくらいのものがありますよ。
せっかく自習式・無学年式の教室をやっておいでなら
そちらの面へもご活躍いただけたら、と思います。