くもんのロイヤルティ

くもんのロイヤルティについては、門外不出ってカンジであまり外部に知られてはいなかったようなのだけれど、何年か前に、指導者のご一家が殺害されるという悲劇があって、その際にマスコミでくもんについても何かと話題になって、
いわば公開された、というか・・・・・
うちの教室でも保護者からそんなに高いの？と驚かれたものです。
まして、その残りの60パーセントで、人件費や家賃、広告折込費まで全部やりくりをつけるとなると、
『これだけ生徒がいても、先生がご主人の扶養家族っての、ナットク・・・・』とかね。

ただ、教科数は￥6300でカウントされるので、中学生は￥7350だから、
差額の￥1050についてはお得。
でも、中学生が多ければ閉室時間が遅くなったり、高教材対応の為の人手が必要だったりするので、やっぱり経費は増えるから、相殺されてしまうわけで。
なんで、40パーセントもの、ロイヤルティが必要かというと。
勿論、くもん側にもおおいに言い分があるわけで
教材開発・改定等の費用、教室へのサポートが万全ですから・・・・
ほんと？
ま、私はそうは思わなかったわけですけれど。
とにかく、日本全国また海外にもあるたくさんの教室のサポートとか言うもののために現行のロイヤルティは下げられないわけですよね。
新規・引継ぎ教室設営の為のインストラクター養成援助費とかいうのも
膨大な金額に上るでしょうから。
しかも、援助期間が終わる頃、貸し教室の場合は特に
『このまま教室をやっても赤字が累積する一方になりそうだから・・・』と
辞めるヒトもたくさんいるので、笊で水（うーん、砂ぐらいかな）を汲むようなもの・・・
まったく、自分たちの払っているロイヤルティで、
近くに、すぐに指導者が変わる新しい教室を次々とオープンされるというのでは
割に合わないことこの上なし、とは思いますが。
それはそれとして。

今回この記事を書こうと思ったのは
うちの近くのくもん教室のチラシが新聞に入っていたから。
以前から、英語が堪能、という評判の先生で入っていたチラシは、スピードリーディング。
でね。
月謝で、￥13000なんだって。
ひょっとして、これもロイヤルティカウントは￥6300計算じゃないのかしら・・・・
だとすると、この分のロイヤルティは5パーセントぐらいでしょ？
とすれば、この教科の生徒が多ければ、他の教科との合算では
実質ロイヤルティは低く押さえられることになる・・・・
40パーセントのロイヤルティが高いとご不満なら、こういう方法もありますし
現にご活躍の先生もいらっしゃるわけで・・・・との
事務局トークが聞こえてくるような気がします。
実際のところ、どうなんでしょう、スピードリーディングのロイヤルティカウントについてご存知の方がいらっしゃったら教えてください。

仮に、私の想像通りだとして。
誰でも、どこのお教室でも、スピードリーティングって併設できるの？
たぶん、内部審査とかあって、指導者がそれに合格できればＯＫなんでしょうね。
私は、くもんをやめる前にその件を知っていたとしても、
英語は得意ではありませんから、やろうとは思わなかったでしょうけれど。
それに又、一般の生徒のロイヤルティ分をカバーできるほど、
そっちで生徒を集められるとも思えないし・・・・どうなんでしょうね？