公文で九年

公文式教室を9年間経営していた学習塾経営者です。
公文教室とはどういうものか私の視点で公開したくなりました。

とりあえずのお返事

2012-04-10 | 読者からのコメント・おたより
後ほどそれぞれの方にお返事は差し上げますが
現在研修に参加中の方々からのお問い合わせと、不採用はなぜ?という方へ

不採用はなぜ?
希望年収が高すぎ。年収500万なんて、ありえませんから。
仮に年間会費収入が3000万あったとしても(教科数一ヶ月500教科以上)
ロイヤルティ・人件費・募集費用その他で手取り年間300万になればすごい!
ってなものです。それにそこへたどり着くまでにも何年もかかります。
くもんの先生というのは(学研その他のフランチャイズも同じ)、捨ててもいいお金と時間のある人がやることで
絶対に《稼ぎ》にはなりません。
うちの教室でも年収ということならスタッフの方が確実に多い(^_^.)
ま、本代とか電話代とかタクシー代など教室経費で落としている部分も多いので
一概には言えませんけれどね。
収入ということをお考えになるのでしたら、経験・学歴を生かして会社勤めをすることをお勧めします。《先生》でなく局員としての就業応募のほうがずっとマシでしょう。
それともう一つ、開設場所・地域をご希望の場合、お近くに既存のお教室があると
新開設ができない為ということもあります。

それから、教材屋さんの「教材」について。

少人数でも対応はしてくれますが
くもん指導経験者にとって使い易い教材になっています。
研究会ではくもん教材を使用した自習式学習の指導方法についての研修その他がありますが、教材屋さんではそういうことはほとんどありません。
勿論指導上の疑問その他には℡などでこたえてくれますけれど、
復習回数その他指導方法は基本的に各指導者が考えてやっていくことになります。
また、教材は量にかかわらず生徒一教科いくらとの定額制ですので
教材屋さんとの信頼関係が築けないと、教材屋さんにとって非常な不利になります。
買い取り式にしたら?と教材屋さんにお勧めしているのですが
それだと学習する子ども達に十分な練習量をキープできなくなる可能性が、と
いうことらしく、相変らず定額制のままです。
で、「むやみに提供はしない」ということですので・・・・

今春独立したかたは、うちの教室へ教室見学に来て私と相談し
その上で教材屋さんと交渉して、「やったね!」でしたが。
順調に新教室のスタートをされたようで、おめでとうございます、です。

個別にはまたおたよりしますので、もうしばらくお時間をください。


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