Dementia

それは突然やってくるっ!気付いた時にはっもう遅いっ!痴呆をぶっとばせっ!痴呆、認知、アルツ、ボケ、闘い日記

怖い薬

2020-07-24 17:13:32 | 認知症との闘病日記
歳をとると、身体のあちこちが悪くなるなんて事をよく聞きますが、
父も同様に、あちこちと身体を悪くし、病院通いをしています。

高血糖、高血圧や肝臓と色々あり、中でも、糖尿病は、インスリンを投与しています。
薬の量も多く、朝、昼、晩、食前。食後、就寝前など正直私でも覚えきれない。

あまりにも多いので、一度、薬を全部各主治医に見せてダブってないか見てもらったら?
と言ったことがあり、案の定、薬が結構減ったことがありました。

まぁ、それでもまだ多いんですがね。

そして、インスリンは、血糖値を下げるので、しばらくぼーっとした感じの所をよく見ることがあり、
大丈夫か?と尋ねると、
返事あったり、なかったりと、まちまちでしたが、いかんせん何を言っても頑固な父なんで、
座ってるん分には問題ないかとそっとしておきました。

でも、私もずっと見ているわけではないので、知らない間に、インスリン投与後に、出かけたり、
車にまで乗ったりするので、ぼーっとしている時は、安静にほしいと言いましたが、例の如く
言う事は、聞いてくれませんでした。

そして「ぼーっとした時は、血糖値が下がったからや、だから飴舐めて、血糖あげてるんや」と
言ってました、薬の意味がねぇ~なんて思いました。

認知症と周りが気付いてからは、薬を一人で飲ますなんてありえないんですが、
周りが気付いてない状態での薬の管理はとても怖い。

正直父のような場合は、薬を何回も飲んだり、インスリン投与した後に、
また投与したりしていた事が、正直ありました。
それに気付いた時から、私は、薬を飲む時は、出来るだけ身近に居るよう心掛けました。

そんな不安定な状態で、車に乗ったりして、事故なんてと思うと、恐ろしくなりました。
ニュースでも最近はそういう事が、とり上られてきましたが、
当時はまだ、認知症なんて、話題にもなっていませんでしたので、周りが気付くのも遅いと思いました。

認知の疑いがあるのであれば、持病など薬を服用しているなら、必ず管理が必要です。
父の様な、言う事聞かないタイプであっても、
知らない振りしながらでも影でサポートする事が必要です。

結果的に、取越し苦労であったとしても、経験上、
何かあってからでは、遅いです。
注意してあげてください。


コメントを投稿