Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

シルバーウィーク終了

2011-09-25 18:33:42 | クルージング



この連休はいろいろと用事が有ったので今日だけの出航となりました

先週の台風後に船の点検に来ていましたので
毎週2日ほど点検・整備を入れると来ています
メンバ―は皆、忙しい様で誰も来ませんね
そんな訳で毎週整備が続いていました

すると、いつの間にか船底が汚れて船は走らなくなり
仕方ないからまた整備を
先週、Oさんが潜って貝を綺麗にしてくれました
ペラが汚れていたようで
先週の試走では2ktしか出なかった機走が5ktを超えるようになりました(正常)
これで出られると思った矢先
台風15号が・・・・


台風の被害は無かったのですが
ハーバーの桟橋が悲惨なことになり
桟橋を固定していた太いH鋼が見事に折れ
(腐食していたと思う)
桟橋自体が動いてしまう状態
それを防ぐためにハーバが桟橋をロープで固定したため
今度は船を出すにはロープ2本を外さなければならない
外すのは問題ないが、その後つなぎ直すのは一人では難しい

そんな状況なので今日もOさんの船で出航
いつの間にか気温も下がり
朝晩めっきりと冷え込むように(大げさ)なりました

空気が乾燥し北寄りの風で気持ち良い
天気予報は晴れの予想だったが自分の予想通り曇り
ただ、もう少し涼しいかなと、思って持って行ったウィンドブレーカーは不要だっ

時々q(^o^q)を出す太陽がまだ夏かも・・・・と、思わせる

10時過ぎにハーバーへ到着
道路から湾内を見ると・・・・・・

あれっ?
マストが傾いている船が有る
その脇も傾いている
良く見ると船体が無い・・・・・・
水面からマストが突き出ている
そしてレーダータワーも
隣に船はスプレッターが絡まり、引き込まれて居るよう
実はこの船(このBlogを良く見ている人はお判りかと思いますが)
以前にも水没したことが有る
まったく同じ状況で(その時は単独だったが)
デジャブの様な光景

その時は、私が出航し戻ってきたとき(ディクルーズ)
何もなかったように浮かんでいた
場所から推測するとクレーン船で吊り上げたのか???
と、思っていた
その後も全く何事もないように船は留められていた

その船が再び、・・・・
台風の後に見た時は問題なかった
オーナーも昨日、来ていたらしい
Oさんも「昨日は問題なかったよ」とのこと
一晩でこうなった様だ
引き上げも、後始末も大変だと思うがお気の毒様です


「明日は我が身」の精神でスルハルの確認をしましょうね

前回、Oさんも八景島で潜水し船底掃除を行って戻ってきたら床板が浮いていた
床下浸水で焦ったらしい
ケレン棒で船底からスルハルを壊したのではないかと心配したそうだ
原因はウォーターロックからの浸水でしたので
排水し、ウォーターロックを持ち帰り修理し現在に至っている(*^^)v

そんななわけで自艇を出すのはロープが面倒なので
Oさんの船に
実は昨日も船底掃除を行ったそうで船足が軽い

風はNE5mほど
1025hpa
天気曇り
気温23度
波高50cm 一時80cm~100cm(本牧前の磯波)
味 塩味(久々にスプレーを浴びた(かかった程度))

シンボルタワーを超えてセールアップ
NEの風は面倒、船を反転させなければならない(南下コースがお決まりの為)
二人なので問題ないが・・・


続いてジブも展開

前方からタグがパッシングしている
振り向くがほかに船はいない・・・・俺?
振り向き信号を確認 「F」の表示


まさかその後ろのコンテナ船が入るの?
「F」だよ「I」じゃないよ
確かにFなので自由に出入りできるわけですが・・・・
その通り、入港していきました


パッシングされた時にはこちらは既に航路を外れセールを揚げてましたので
問題は有りません

エンジン停止、久々のセーリング
ヒールは15度~20度
アビームで南下す5ktを超えて良い感じだが
航路に近づいていくコース(徐々に岸から離れてい方向)で
ウェザーヘルムを久々に楽しむ(大したことは無いが)
何故か今日は釣り船、ヨットが全くいない
本船も少ない気が


自動車運搬船を140度で交わし落とす
クォーターリーで岸に寄せる
が、風を感じない・・・・速度も・・3kt
あれっ?、風が落ちた
この日の風は息をして
強くなったり弱くなったりする
それに合わせてトラベラーを数センチ動かし、シートを出し入れし、
セールを操作する・・・・・
なんてことは全く行わない


ヒールが起きたのを確認し冷蔵庫からフルーツカクテルを取出し
「シュポ」
スパイシーポテトフライを摘みながら・・・・
このポテトが滑り落ちない様にメインを少し出す(?)

YBM沖まで来るとヨットが数艇見える
ヒールはそれほどでもないので風は同じ様だろう


と、ここで事故が起きる
そう、油断して寛いでいるときに・・・・

私がメインシートを引こうとカムクリートの後ろのシートを掴もうとし
トラベラー下のチークの渡し板を触った(グローブもしていたが指先が触った)
「痛!」
指先にトゲが刺さりました
左手人差し指の爪の間に長さ3.5mmほどのトゲが・・・・

(現場での写真です)

(自宅で今も抜けてません・・・・ズキンズキンと痛みが・・・
爪が伸びれば取れるでしょう、爪が早く伸びるように爪を切ってみました(-_-;))

羊雲


ちょっと絞って


操船を変わってもらい
トゲぬきに掛かったのですが取れないので
(去年はYBMのボードウォークで手のひらに無数のトゲが刺さりました)

ここでコースを更に落とす(岸に向う)
殆どデットランなので
メインを引き込みジブを出し(ほぼジブだけでのランニング)
真下に落とす

ジャイブの心配もないし、ヒールもないのでまったり
そこそこ速度も出ているし
良く見るといつの間にかウサギが飛んでいる
7mほどだと思う
波高は1m弱とあまり穏やかではない(荒れてもいないが)
良い速度で波に当たり3ktほど落ちる(対地速度)
波あたりが良い船なのだが・・・・・


棘抜きは諦め、更に1本
Oさんに進めると、「腹が減った」とのことで
ランチタイム再び舵を持ち、食事をしてもらおうと思ったところで
オーパイ君登場

そう、ゆっくり飲むにはオーパイですね
両手が空いて呑みながら食べることができますので
で、ランチ終了


南本牧で船が進まない
風は有るのだが潮(?)満潮前なので連れ潮と思う
波・・北寄りなので向かい波
これで船が進まない2kt~3kt
(上りすぎもあるので)
仕方ないので一度タックし沖だしをして
余裕の角度で交わすことに(南本牧の防波堤の角を)

見て、見て
ニコチャンマーク(眉毛付)


戻るような角度で沖へ向かい
タック今度は問題なくクリア
角を超えると急に速度が上がる

本船を交わすファネル上空に鳥が・・・


どうも、この防波堤が潮を変えている様だ
(ここは北の風の時は離れたほうが良いですね)


雲が切れてきた



*北側の防波堤に当たった潮が角を曲がって南に流れているようです

海釣り公園には人影が見えない
今日は魚も連休か?



シンボルタワーの角で再び加速
今度は良い風が入り
クローズホールドで湾内に入れそうだが

トーロール船も久々に


ぐっと我慢しジブを巻く
港内に入りセールダウン
これも船を大きく回す方向に・・・・
北風時は入る前に下したほうが楽
上げるのは出る前が楽
(時々、海保から注意を受けるがメインだけで機走なので問題は無いと思う=メ
インは引き込み風を入れていない状態=港内は縮帆と記載されているのでジブが
無い状態はこれに当たると解釈)

橋を潜り、今日の横浜港




あれ、水路脇に留まっている作業船(台船)
異様に喫水が上に・・・と、言うか船傾いているし
これ、ギリギリの状況ですね・・・・


まだ明るいハーバーに久々に戻れました
マリンタワーもシルエットではないし


今日は航海灯も不要です
バースも良く見えますし
問題なく帰港完了

(こちらはコントラスのの関係で暗く見えますが空は青空)

昨日から保田へ行っていたFさんはまだ戻っていない
折れた H鋼が邪魔でバースには入れない様だ

と、言うわけで16時過ぎに帰れました



本日の軌跡



今日の風
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