ごめり語。

ごめり・りんご・「   」

桐生は合もりに限る、と思いました

2012年02月25日 | 食べもの
昨日、桐生に行ってきました。

かな~り昔の、「旅の手帖」1月号という記事がありますが、この時以来ず~っと、桐生のうどん(ひもかわ)を食べたかったんです。

それと、若菜晃子さんの名著、「徒歩旅行」の中でも桐生が取りあげられていて、この記事がもう、決定的でした。

桐生は、私の心の中で、聖地になっていました(笑)


最初に、巴町の「やまざき」に入りました。


↑なめこひもかわ(680円)

店内を見渡すと、どういうわけか皆さん、そばを頼んでいました。

正確には、そば系が5人、うどん系は私を含めて2人。

私にしてみれば、桐生=うどん、という固定観念があったので、ちょっと不思議な光景でした。

でも、そばも美味しそうなんです、これが。

つまり、安くて、量が多くて、おいしそう、でした。

あ~、そばも食べたいな、そう思いました、心の底から。


入園無料の遊園地と、これまた入園無料の動物園で遊んだ後は、本町の小松屋さんへ。


↑花ぱん(630円)

「徒歩旅行」の愛読者としては、このシンプルなお菓子は外せません。

明治時代から変わらぬ味だという、桐生名物です。


最後は天神町の「川野屋支店」へ。

本店の方は閉まっていたので、ね。

「合もり」というメニューがあったので、まさか!と思って尋ねてみると、そのまさかでした。


↑合もり(550円)

桐生は合もりに限る、と思いました。

うどん大国だからなのか、そば特有の気取った感じがまるでなくて、一人でも気楽にお店に入れるし、メニューも豊富だし、無理矢理観光の目玉にしたみたいな嫌味もないし、とにかくいい意味でのお手軽さが桐生の魅力だと思いました。

また行きたいです。
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日本一のお豆腐屋さん

2012年02月14日 | 食べもの
白銀の世界に行ってきました。

記録的な豪雪を実感してきました。


さて、馬場豆腐店です。

新潟県妙高市にある、小さな小さなお豆腐屋さんです。

ここのお豆腐は、日本一おいしい(笑)

がんも、油揚げ、厚揚げ、豆乳、おから、どれも安くておいしい。

ちなみに私は木綿派です。固ければ固いほど好きです。市販されているものの中では「大山豆腐」が好みかな。

お豆腐って、本当においしいですよね。

暑い時は冷や奴、寒い時は湯豆腐。

春夏秋冬、お豆腐サイコー!
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小倉ぶらぶらと

2012年02月08日 | 食べもの
競馬のあとは、モノレールで小倉駅周辺に移動して、ぶらぶらと。日曜日の夕方だったので、旦過市場のお店はほとんど閉まっていましたが、それでも街全体に活気があって、アジア的な感じがとてもよかったです。


むつごろう焼。ハムエッグ(120円)をチョイスしました。アツアツでおいしかったです。


シロヤのパンは安くておいしい!

チョコピーナッツ、ミルクパン、チーズポテト、あんドーナツ、サニーパン(これが1番人気だそうです)、クリームドーナツ、抹茶ロール、バームクーヘン、オムレット、カステラ、シュークリーム。

しめて、725円なり(笑)
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伯父さんのパン

2012年02月04日 | 食べもの
職場で、「あん食パン」が話題になっていました。

なるほど、目新しくて、おしゃれな感じがしますが、食パンにあんこが入っているだけじゃないか、という気がしないでもありませんでした。

要するにアイデア勝負というか、やったもん勝ちというか、キムラヤのあんぱん商法だよな、と。


私は、絶滅食堂ならぬ、絶滅パン屋さんが好きです。

昔ながらのパン屋さん。

今でもたまにそういうお店に出会うことがあります。

特に、地方都市に行った時なんかに。

でも、私が追い求めているのは、結局、伯父さんのパンなんだな。


私の母の実家はパン屋さんでした。

パン屋さんというより、むしろ、洋菓子屋さんだったのかもしれない。

なんというか、和菓子のような洋菓子でした。

ひとつひとつ丁寧に、それこそ職人技で仕上げていたような記憶があります。

おじいちゃんが初代で、それを伯父さんが継いだお店です。

でも、おじいちゃんは、私がごく幼少の頃に亡くなりましたので、私にとっては、伯父さんのお店です。

いずれにせよ、もうとっくの昔に店じまいしていて、今はもうありません。


先日、母に、母の実家でつくっていた、菓子パンの種類を思い出してもらいました。

こしあんパン、つぶあんパン、ジャムパン、クリームパン、チョココロネ、うぐいすパン、各種コッペパン。

コッペパンの具は、店頭でオーダーを受けてからはさんでいました。

ま、ここまでは定番というか、誰でも知っているパンですよね。

でも、ドイツパンはどうでしょう。

これは、今のメロンパンみたいなパンだったそうです。

どうしてドイツなのかな。

昔は普通に流通していたのか、それとも静岡限定なのか、それは母もわからないということでした。

それから、そぼろパンというものあったそうです。

甘いたまごのそぼろが乗ったパンだそうです。

なんだか美味しそう。

食べてみたいな。


当時(おそらく昭和30年頃)、これらのパンは、およそ13円くらいだったそうです。

他のお店は15円くらいだったので、安くて美味しいと、なかなか好評だったのだと言っていました。

ま、身びいきになっている部分もあるのでしょうが、人気があったんだよ、と、誇らしげでした。

自前で売るだけでなく、他のお店にも卸していました。

私は子ども頃、伯父さんが運転する配達の車に、一緒に乗せてもらった思い出があります。


その伯父さんですが、最近、自らの意思で、老人ホーム(たぶんケアハウスのような所)に入ったんだそうです。

奥さん(私の伯母さん)を失って、男はつらいよ、という感じだったのでしょうか。

というわけで、伯父さんのカステラは、もう食べられそうにありません。

寂しいです。
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昭和マーケットのおでん

2012年01月31日 | 食べもの
これまた、川崎大師に行った時の話題です。

周辺を散歩していたら、「昭和マーケット」という、なんともノスタルジックな商店街がありました。



ご覧の通り、まさに「昭和」の時代にタイムスリップでした。

中には、「昭和何年だよ!」とつっこみを入れたくなるような、びっくり価格の商品もありました。

明治のミルクチョコレートが、なんと、50円!

カルビーのポテトチップスも、なんと、50円!

ちなみに、賞味期限が近いとか、そういうワケあり商品ではありません。

きっと、50円の次は100円みたいな、実に大雑把な価格帯になっているからなのだと思います。

我が家の近くにある「末広ショッピングセンター」も同様のお店なのですが、「昭和マーケット」はそれ以上でした。

なにせ、消費税込みでしたので。

というか、昭和の時代に消費税はなかったんですよね(笑)


さて。

連日寒い日が続きますね。

おでんが食べたいなぁ~、なんて思いませんか?

そんな時は、500円硬貨を握り締めて、是非「昭和マーケット」のおでん屋さんへ!

 

this is oden !  これがおでんです !

実にスタンダードなおでんでした。

安くて、美味くて、おなかいっぱいになりました。

私は、川崎に行く折には、必ずこれが食べたい。

そう思いました(笑)
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