高橋是清（たかはし これきよ）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%98%AF%E6%B8%85
今のようにデフレでお金が流通しないと、経済も停滞し、国民生活はひっ迫しますね。
こんな事は１００年に一度と言われてますが、過去にもありました。昭和金融恐慌と世界恐慌です。１９２７～１９３０頃ですかね。世界はウォール街発の恐慌に苦しんでいました。今の世界に似ています。そんな時奇跡のような復興を遂げたのが他ならぬ日本でした。他の国に先駆けいち早く不況を脱し、生産も増え輸出も円安にしていたため好況と成った。その時の蔵相が高橋是清でした。かれは、デフレ下で増税せず、赤字国債を増発し、それを日銀に引き受けさせたのです。これは、両刃のやいば的施策ですが、確実に効果を発揮し好景気を招きました。勿論、高橋是清は一時的に取った緊急避難的施策で、長く続けるつもりはありませんでしたが、軍部が目を付け軍拡に拍車がかかってしまいます。彼も軍将校に射殺されました（軍事費削減に動いたため）。２．２６事件ですね（このことは置いといて）
では、なぜ日銀引き受けなのでしょう？本来なら国債は、機関投資家（銀行・生命保険など）が引き受け、利潤を上げるのです。日銀が引き受けると国は日銀に債務を負うのですが、支払われた利は、国庫に還るという循環が働きます。つまり、借金はしたけど返済したお金が再び自分の財布に返るようなモンです。良いんじゃないでしょうか？
このカラクリを経済コラムマガジンより抜粋しました。
■日銀の国債直接引受け
政府の貨幣（紙幣）発行特権の発動に似た財源確保の方法として、国債の日銀の直接引受けがある。法律上（財政法第5条）、日銀の直接引受けは禁止されている。しかしこれには但書きがあり、国会の決議の範囲内で日銀引受けはできることになっている。700兆円の国債を日銀引受けにして、累積債務問題を解決したり、財政支出に充てると言うアイディアである。ちょうど政府の貨幣（紙幣）発行特権を日銀に売却するのと似ている。国は日銀に対して、国債の利息を払うが、この利息は最終的に国庫に納付されるので、実質的に国債発行の金利負担はない。
政府の貨幣（紙幣）発行特権の発動と日銀の国債の引受けの違いは、前者が政府に債務が発生しないことである。後者の場合は、政府は日銀に債務を負い、日銀は国に対して債権を持つことになる。ただし日本政府は、日銀のほとんどの株式を所有しており、日銀は政府の子会社にあたる。そして両者を連結決算で見れば、債権・債務が相殺されることになる。つまり国債のうち日銀の引受け分は実質的に、政府の借金にならないと解釈される。
打ち出の小槌です。５０兆円から１００兆円規模なら今の日本の体力なら問題は無いそうです。これを毎年やり発行済みの国債も償還すれば、あれれ見事に既存の赤字国債は消えてしまいます。（さらに、無期限・無利子国債に交換していけば、帳簿上日本国債はゼロに成る）マジックではありません純粋に帳簿上の問題です。
今は、増税・緊縮をするときではありません。恐れず積極財政で景気浮揚を計るとき、その為に成すべき事は沢山ありますが、何もしないよりは手当をする方が良いのです。
じゃ～～なんで財務省は、これをやらないんでしょう？日銀と協力して国家を再生すればその功績は代々語れ告がれ歴史に名を残すのに、、、。前回も書いた通り、マスコミと共謀して赤字財政を宣伝し、国民に増税やむなし感を植え付けるためです。亡国の論理・施策です！国家財政は概ね健全なのですが、財政赤字を強調し企業に有利な税制を維持したい。誠に本末転倒した考えです。
しかも、菅総理はこの財務省案に安易に乗っかり政策を実現しようとしています。（マスコミ発表の６０％支持率に騙された！？）官僚政治の打破がお題目だった民主党はどこへ行ってしまったのでしょう？今中国が日本国債を買いあさっているようですが、これを放置すればギリシャと同じになって仕舞います。そして、米国債を売りさばくと恫喝した様に日本にもいずれ、日本国債を市場で売り、日本経済を破壊する。と脅し国際政治の主導権を取りかねない。いや、そこを目標に日本国債を買っているのでしょう。（財務省は日本国債を外資に売るため奔走しているようです。）
さらに、政府紙幣の導入で健全な財務体質にして希望に満ちた２１世紀を日本が進めるよう。
国民も覚醒する事が肝心。日本は財政的に概ね健全である。デフレは資金が市場に出回らないため起こって居るのであって、賃金を上げ、大企業の内部留保に課税すれば、経済は動き始める。不労所得にも課税しないといけません。TVに出てる御用学者の意見は自分のために法螺ふいてると見ましょう。
森田 実氏の提言もお読み下さい
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04742.HTML
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E6%98%AF%E6%B8%85
今のようにデフレでお金が流通しないと、経済も停滞し、国民生活はひっ迫しますね。
こんな事は１００年に一度と言われてますが、過去にもありました。昭和金融恐慌と世界恐慌です。１９２７～１９３０頃ですかね。世界はウォール街発の恐慌に苦しんでいました。今の世界に似ています。そんな時奇跡のような復興を遂げたのが他ならぬ日本でした。他の国に先駆けいち早く不況を脱し、生産も増え輸出も円安にしていたため好況と成った。その時の蔵相が高橋是清でした。かれは、デフレ下で増税せず、赤字国債を増発し、それを日銀に引き受けさせたのです。これは、両刃のやいば的施策ですが、確実に効果を発揮し好景気を招きました。勿論、高橋是清は一時的に取った緊急避難的施策で、長く続けるつもりはありませんでしたが、軍部が目を付け軍拡に拍車がかかってしまいます。彼も軍将校に射殺されました（軍事費削減に動いたため）。２．２６事件ですね（このことは置いといて）
では、なぜ日銀引き受けなのでしょう？本来なら国債は、機関投資家（銀行・生命保険など）が引き受け、利潤を上げるのです。日銀が引き受けると国は日銀に債務を負うのですが、支払われた利は、国庫に還るという循環が働きます。つまり、借金はしたけど返済したお金が再び自分の財布に返るようなモンです。良いんじゃないでしょうか？
このカラクリを経済コラムマガジンより抜粋しました。
■日銀の国債直接引受け
政府の貨幣（紙幣）発行特権の発動に似た財源確保の方法として、国債の日銀の直接引受けがある。法律上（財政法第5条）、日銀の直接引受けは禁止されている。しかしこれには但書きがあり、国会の決議の範囲内で日銀引受けはできることになっている。700兆円の国債を日銀引受けにして、累積債務問題を解決したり、財政支出に充てると言うアイディアである。ちょうど政府の貨幣（紙幣）発行特権を日銀に売却するのと似ている。国は日銀に対して、国債の利息を払うが、この利息は最終的に国庫に納付されるので、実質的に国債発行の金利負担はない。
政府の貨幣（紙幣）発行特権の発動と日銀の国債の引受けの違いは、前者が政府に債務が発生しないことである。後者の場合は、政府は日銀に債務を負い、日銀は国に対して債権を持つことになる。ただし日本政府は、日銀のほとんどの株式を所有しており、日銀は政府の子会社にあたる。そして両者を連結決算で見れば、債権・債務が相殺されることになる。つまり国債のうち日銀の引受け分は実質的に、政府の借金にならないと解釈される。
打ち出の小槌です。５０兆円から１００兆円規模なら今の日本の体力なら問題は無いそうです。これを毎年やり発行済みの国債も償還すれば、あれれ見事に既存の赤字国債は消えてしまいます。（さらに、無期限・無利子国債に交換していけば、帳簿上日本国債はゼロに成る）マジックではありません純粋に帳簿上の問題です。
今は、増税・緊縮をするときではありません。恐れず積極財政で景気浮揚を計るとき、その為に成すべき事は沢山ありますが、何もしないよりは手当をする方が良いのです。
じゃ～～なんで財務省は、これをやらないんでしょう？日銀と協力して国家を再生すればその功績は代々語れ告がれ歴史に名を残すのに、、、。前回も書いた通り、マスコミと共謀して赤字財政を宣伝し、国民に増税やむなし感を植え付けるためです。亡国の論理・施策です！国家財政は概ね健全なのですが、財政赤字を強調し企業に有利な税制を維持したい。誠に本末転倒した考えです。
しかも、菅総理はこの財務省案に安易に乗っかり政策を実現しようとしています。（マスコミ発表の６０％支持率に騙された！？）官僚政治の打破がお題目だった民主党はどこへ行ってしまったのでしょう？今中国が日本国債を買いあさっているようですが、これを放置すればギリシャと同じになって仕舞います。そして、米国債を売りさばくと恫喝した様に日本にもいずれ、日本国債を市場で売り、日本経済を破壊する。と脅し国際政治の主導権を取りかねない。いや、そこを目標に日本国債を買っているのでしょう。（財務省は日本国債を外資に売るため奔走しているようです。）
さらに、政府紙幣の導入で健全な財務体質にして希望に満ちた２１世紀を日本が進めるよう。
国民も覚醒する事が肝心。日本は財政的に概ね健全である。デフレは資金が市場に出回らないため起こって居るのであって、賃金を上げ、大企業の内部留保に課税すれば、経済は動き始める。不労所得にも課税しないといけません。TVに出てる御用学者の意見は自分のために法螺ふいてると見ましょう。
森田 実氏の提言もお読み下さい
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04742.HTML