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突発性内耳障害が悪化したようだが、歌手生命にかかわる重大な事実を自身の会員制ウェブサイトに書き込みして大騒ぎになったようである。しかし、若いのにしっかりしてると思う。
所謂聴覚障害者とはいえないまでも、そうなることがあり得るわけで、相当の覚悟がいることである。
この世の中、体に障害のある人は沢山いる。私の従兄弟も聴覚障害者でしたが、昨年ガンで逝ってしまった。同い年のサラリーマンだったが、洋画家としても斯界では名を連ねていたほどで、美術月刊誌1月号に彼を偲ぶ記事が掲載されたようである。
彼の絵に対する情熱は、生前自宅に伺ったときに物凄い迫力で語られ、健常者の娘さんが私に通訳してくれた。母方の伯父の長男であるが、私の母も伯父も絵がうまかった。絵の才能が血脈となって伝わっていたようだ。
障害のある人ほど人の何倍も生きる努力をするし、感性も研ぎ澄ましている。健常者として恥ずかしいときもある。
先日の通勤の朝、JR新橋駅から地下鉄大江戸線汐留駅までの階段下りでこんな光景があった。全盲の中年男性が杖を頼りに同じ方向を歩いていたのだが、そのスピードは私と変わらず、しかも顔は上を向いて堂々としている。件の階段で私は足を踏み外しそうになる。その男性に気を取られたせいもあるが、恥ずかしい話である。
今年3月、2度目の仏像写真展を開く。その会場は自宅近くの在宅障害者福祉作業所のサロン。一昨年3月に初めて仏像写真展をやらせてもらったとき、たどたどしい仕草でコーヒーを運んでくれた少年、機織している時の顔が輝いていました。たまたま全国紙の地方版やタウン紙に写真展の記事を載せてもらえて、沢山の方にご来場いただき、福祉作業所のお役にもたてたようでよかった。
人としてどう生きるか、どう生きてきたか・・・。健常者として恥ずかしくないよう、これからが私の人生の本番である。
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