ハチの家文学館

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本格珈琲堪能 !

2009年09月24日 20時43分02秒 | ハチパパのひとり言

自宅からほど近い、相鉄線弥生台駅近くに「珈琲園」がある。
ここの前は何度も通り過ぎてはいたが、休日のひとときを昔ながらの喫茶店もいいなと一人で入る。

雰囲気がいい、壁の絵画を見入ると同時に、隅っこのメモに眼が行く。「どなたでもご自由に作品展示出来ます」とある。一瞬自作の仏像写真もいいかなと思った。

普段はドトールコーヒーのアメリカンかカミサンの入れてくれる珈琲しか味わうことのない私だが、たまにはこういう本格珈琲も味わってみたいと思っていた。

メニューに「9月限定品!ケニア・AA+ローズバレー」\530とあるのを注文した。巨人優勝のスポーツ記事を見ているうちに、運ばれてきたケニアの珈琲を啜る。
「旨い!!」久しぶりの本格珈琲の味である。嗅覚の乏しい私であるが、味覚だけで十分な味わいが口いっぱいに広がってきた。ケニアの標高1500m以上の産地で出来たものだそうで、心地よく舌に広がる爽やかな甘みと香りがすばらしい! 少量ながら渋い色合いのカップにお似合いのいい味を出している。

夕陽が差し込む窓際の席で、ブックラックの本を読みながら、至福のひとときを過ごしていると、顔見知りの令夫人が入って来た。俳句の会の人たちと時々ではあるが、自宅近くのお店でご一緒している方で、しんみりと俳句談義などに時間を費やした。住宅街の何気ない平日のひとコマである。

もうすぐ毎日が日曜日、全日空になる。余暇の過ごし方も様変わりになることと思う。喫茶店の珈琲は高価ではあるが、この味わいとゆとりの時間は何事にも替えがたいと思う。

そういえば、この珈琲園はカミサンが20数年前にアルバイトしていた店で、そのときの相棒がYちゃん。今日二人は奇しくも大和の同じ職場で仕事している。珈琲園のママさんにカミサンとYちゃんの話をしたら、よく覚えていて懐かしんでくれた。
今度はカミサンと二人で来ようと思った。


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