初めてのお弁当

　　　　　　　　　　　　　　　晴海トリトンスクエア

ここは東京晴海トリトン。2001年4月に東京湾ウォーターフロントにオープンした新しい街。敷地は東京ドームの約8倍。33～44階の高層ビル3棟が並び、60のショップ&レストランがある。

私は、このビルの18階で週4 日仕事しているが、とにかく人が多い。オープン当初は約2万人の人が働いていたらしいから、今はもっと多いと思われる。
銀座まで直線で約2キロ、ここからゆっくり歩いて銀ブラ(古いかな?)をして帰る人もいる。

私は入社以来、会社にいるときの昼食は殆ど社員食堂であった。外出、出張の多い部署では外食となるが、この年まで弁当を作ってもらって会社で食べた事がない。
恵まれていたといえばその通りであるが、先日、何気なくカミサンに弁当を注文したら、ありあわせの材料でフレンチトーストなどを持たせてくれた。

今は、会社も自前の食堂は皆無となり、外注化している。このビルには、会社の一つの部が入居していて、社員その他総勢1000人ほどが働いている。当然、食道兼休憩室兼会議室の昼時は、いつも満杯状態で私も外食にしていたが、どの店も若い人が多いせいか、脂ぎったものが多くボリュームがあり、60代ともなると胃の方が追い付かない。また飽きも来るというものである。

以来、おにぎりなどカンタンなものを時々作ってもらっているが、朝夕の食事はたっぷりお腹に詰め込んでいるので、メタボ予備軍の私としては軽めの昼食がよい。

広々した庭園の木陰のベンチで本を読んだり、書き物をするのもいいものである。98 円のペットボトルのお茶を買うだけで気軽である。