神奈川大会決勝戦 横浜スタジアム
午前の仕事が1時すぎに終わって、職場から徒歩3分の中華街で遅めのランチタイム。そして横浜公園を通り抜けて地下鉄関内駅に向かおうとしたが、横浜スタジアムから大歓声。今日は夏の高校野球神奈川大会の決勝戦だ。
咄嗟に生の高校野球、しかも激戦区の神奈川大会決勝戦を見てみたいと、カミサンに電話を入れて内野席500円でスタンド入り、熱気満々の懐かしい雰囲気にすこし興奮を覚えた。というのは1961年(昭和36年)夏の甲子園大会に私の母校浜松商が出場、1回戦で怪童尾崎行雄投手を擁する浪商に1-0で惜敗した試合を思い出した。
当時の私は吹奏楽部に所属していて、大応援団の中で汗びっしょりになっていた。こうして今、スタンドの応援合戦を見ているとホント懐かしくなるのである。ちなみに当時の優勝校は浪商で、その3ヶ月後尾崎投手は高校中退して東映フライヤーズに入団、翌年いきなり20勝投手として新人王を獲得世間をアッと言わせた。球速は優に160キロは超えていたと未だに伝説となっている。その彼も昨年肺がんが見つかり68歳で急死した。
神奈川大会の決勝は東海大相模が13-0で向上を圧倒して大勝、4年ぶり9度目の甲子園切符を手にした。マウンド付近で喜びに沸く勝者とガックリとうな垂れる敗者の対照的な姿は、残酷でもあり青春の美しい姿でもあった。26/7/30
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