忍野八海より富士山を望む
今日8月11日は昨年スタートした国民の祝日「山の日」である。なぜ8月11日が山の日になったのか調べてみた。
法律(祝日法)では、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」こととしているが、山に関する特別な出来事などの明確な由来があるわけではないようだ。
2013年に山の日制定議員連盟が開いた総会で、お盆休みと連続させやすい8月12日を祝日とする案が採用されたが、この日は1985年の日本航空123便墜落と同じ日であり、しかもJAL123便が墜落した場所も山という事から、JAL123便事故が起きた日をお祝いするようで違和感があるとの批判があり、結局8月11日に決まったようだ。
結果的に漢数字の八の下に11と書くと山の麓に木が2本立っているように見えること、山に向かって進む一本道に見えるなどと言った説も後からこじつけられたらしい。
8月11日生まれの有名人に岸恵子がいる。昭和7年生まれの85歳。今でも若々しく美しい女優である。私も岸恵子さんとは一回り下の昭和19年8月11日生まれで干支も同じ申年。何となく嬉しくて岸恵子さんの映画とかテレビはよく見るし本も読んだ。
もともと山が好きで低山のハイキング程度であるが、若い頃は浜名湖周辺や関東周辺の山歩きを楽しんだ。今はとてもそんな体力もなくテレビや写真を見て憧れる程度だ。
自分の誕生日が山の日になって思い出すことがある。なぜかと言うと、私の名前と息子二人の名前「登一」「岳晴」「道晴」から、山にちなんだ文字を並べてみた字が「登山道」となるからで、46年前前妻が27歳で亡くなったときに、これからの人生が登山道のように険しく苦しいものとなると自覚して思いついた言葉だった。
いまこうして幸せでいられるのも、長く険しい登山道を登り切って、緩やかな下山を楽しんでいるからかもしれない。NHKテレビ「こころ旅」の火野正平さんの名言(迷言!?)「人生下り坂最高!」に共感している。
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