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ハチの家文学館

ハチの家写真館(http://hachinoie.exblog.jp/)の文芸版

にっぽん心の仏像100選 1

2007年09月17日 04時59分00秒 | 慈しみと悲しみと

大悲王院 ご住職様

前略 一昨年1月10日、お参りさせていただき、千手観音様をお写真に撮らせて頂いた横浜市の伊藤でございます。その節は到着時間が夕方4時半になってしまい、予め撮影のご許可をいただいていたものの、いつ何時と決まっていたわけでもないのに、閉まっていたご本尊の扉を開けていただくなど、大変ご迷惑をおかけしました。また、撮影の前のご住職様の読経を全身身震いする思いで拝聴させていただき、目の前のご本尊にものすごく威圧されたことをよく覚えています。

また、5時過ぎて遅くなったことをお詫びしつつ帰ろうとしたところ、ご住職様から「裏には行きましたか?まだいいですよ」とおっしゃっていただき、開山堂内陣の清賀上人坐像を拝ませていただいたり、雪の中の月明かりに浮かぶ五百羅漢の姿に感動しました。

実は、昨日横浜のホテルで亡くなったカミサン側の姪の結婚披露宴が始まる直前、携帯電話にNHKからありがたい知らせを受けました。

今年5月と8月に放送されました「にっぽん心の仏像」で、心に残る仏像部門にインターネットで応募していた私の作品が、放送される予定とのことでびっくりしています。

内容は大悲王院の千手観音さんをとり上げさせていただきました。文面の内容は、ほぼ前記のとおり全身身震いするほどの感動を受けたこと、親切にしていただいたこと、そして、ご連絡していませんでしたが、昨年3月、近くの身障者福祉施設のレストランをお借りして開催した「み仏の慈しみと悲しみと」と題しての仏像写真展でもっとも感動していただいたのが、大悲王院の千手観音さんだったのです。

正直、三脚使用できませんでしたので、ぶれた写真になってしまったのですが、かえってそれが幻想的に映ったようです。もちろん私自身も撮影当時、鳥肌がたったことを髣髴とさせる想いがしたものです。

放送予定は、11/10、11の土日19:00~22:00で、二夜連続6時間、にっぽんの仏像総集編として放送されるようです。NHKから大悲王院さんに現地撮影のご連絡があろうかと存じます。

個人的には、まことにありがたいお話で、大悲王院様にはご迷惑をおかけしますが、こうなりましたこと、なにとぞお許しくださいますようお願い申し上げます。

    大悲王院ご住職へのメールより  



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