静岡県掛川市 花鳥園 スイレン
詩とは何だろうと時々思う
幾つになってもわからないで書いている
詩人の本を読めば読むほど自分の感性のなさがわかる
十代、二十代のころは純粋無垢な感性が迸っていたような気がする
真っ青な空と白い雲に眼を輝かせていた時代は過ぎ去って
人間は人生経験を重ねるたびに泥臭くなっていく
それはそれで仕方ないのだけれど思うように言葉が出て来ない
少年のような気持にならないと詩は書けないと大宅歩は言った
本当にそうだとあらためて気づかされる
いまの私はあまりにも幸せすぎるからかもしれない
逆境の時代は自然に言葉が浮かんでたくさん詩を書いた
でも 74歳の今でも まだまだ書ける詩はあるはずだ
詩は言葉遊び いやそんなものじゃない 心の叫びだ
赤裸々に自己を語ることにしよう
あるがままを表現出来ればそれでいい
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