晴れマークが続いたボクの手帳に
ひと月ぶりの雨マークが入った
小さな白丸が黒丸になった
たったそれだけなのに
すごくうれしくなって
ボクは港ヨコハマの
海岸通りを濡れながら歩いた
熱中症の心配ばかりしていた
猛暑の夏もやっと終わった
枯渇した大地の木々や草花も
喉を潤し喜びの大合唱
人も自然も恵みの雨に
感謝の言葉を連ねている
今日は午後からの仕事の前に、友人から案内された写真展が、裁判所近くの波止場会館で開催されていたので立ち寄った。デジタル写真全盛時代を思わせるものだった。
関内馬車道から山下公園、横浜球場のある公園通り、歴史博物館や銀杏並木を通るうちに、なぜかそれぞれの風景が懐かしく思えてならなかった。十数年前馬車道の銀行支店に六年間勤めていた頃のことである。みなとみらいのランドマークへの店舗移転責任者として、ずいぶん神経を使ったときで、今のカミサンと付き合い始めたある日、仕事帰りに食事の約束をして職場近くで待たせていたのに、仕事が終わらずカミサンを一人で帰したこともあった。
転勤前、浜松でビッグバンドをやっていた私は、伊勢佐木町の「酔いどれ伯爵」や関内の「BAR BAR BAR」などにも通い、IWハーパー(バーボンウイスキー)の水割りを片手に、ジャズの生演奏に聴き入っていたものである。先日NTTのひかり電話とテレビの工事で屋根裏部屋を片付けていたら、埃だらけのケースに入ったトランペットとトロンボーンが出てきた。ピストンもスライドも滑らかで、すぐにも使えそうであったが、もう音は出ないかもしれない。近頃は孫の前でハーモニカを吹く程度である。 22/9/8
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