ハチの家文学館

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華という店

2014年04月01日 11時04分41秒 | 

華という店今日までと                                                                                            惜しむ心を胸に秘め                                                                                            グラス片手に唄う俺                                                                                          陽気なママとデュエットを                                                                                        ラストソングにさようなら

華という店今日までと                                                                                         別れを惜しむ声ばかり                                                                                              グラスを空けて唄う俺                                                                                        陽気なママとの再会を                                                                                       いつか夢見てさようなら

華という店今日までと                                                                                           歌が絶えないこの時間(とき)を                                                                                      涙こらえて唄う俺                                                                                             元気なママに会いたいね                                                                                        その日来るまでさようなら

昨日、カミサンとも行ったことのある華という昼カラオケのお店が閉店した。3日前にお別れの挨拶代わりに唄って来た。歌はいつもの堀内孝雄「遥かな轍」、井上陽水「心もよう」、因幡晃「わかって下さい」、そしてラストソングに「アマン」をママとデュエット。

仕事の帰りに偶にしか寄っていないが、割烹着姿のママさんは常連さんと差別することなく、いつもにこやかに迎えてくれて気持ちよく唄えた。

普段口数の少ない私としては、思いっきりお腹から声を出してスッキリ出来るお店だっただけに、閉店は残念だが最後の日に、その場で上の詩を書いてママに読んでもらった。わずか10分足らずで書き上げた即興詩であるが、久しぶりに素直な詩作が出来た気がする。26/03/31



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