ハチの家文学館

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鮎とらくがん

2014年10月19日 11時00分49秒 | ハチパパのひとり言

          

2日続けて食の宅配便が届いた。孫たちがいればすぐにでも食べさせてあげたいところだが、生ものでもあり近くの知人友人にお裾分け。

鮎は延岡の中心部を流れる高千穂源流の五ヶ瀬川の天然鮎で、M叔母さんが送ってくれた獲れたての天然鮎である。早速今夜、塩焼きにして食べようと思う。

らくがんは、私たち夫婦がお世話になっているOさんの、78才の誕生会が明日あることを知ったカミサンの姉が、箱詰めでたくさん送ってくれた。中には黒餡が入っていて美味しかった。私の故郷浜松では、小さいころ目出度い席に必ずと言っていいほど鯛のらくがんが出てきた。当時浜松では、らくがんを「はくせっこ」と言っていた記憶がある。

こうして故郷の味を楽しめるのは幸せなことである。いま私は毎月のように浜松の兄を訪ねて帰郷しているが、大きな大衆割烹を営んでいる兄のおかげで、浜名湖の天然うなぎや高級蟹「どうまん」などを食べさせてもらっている。包丁一本でここまで大きくした兄の技術と度量には叶わない。

今月は一泊旅が続く。26日~27日は退会した写真サークルの最後の撮影旅行がある。幹事を買って出た旅であり、日光方面の紅葉写真が目的であるが、たとえ遅い紅葉でも旧知の仲間と最後の旅を楽しみたい。

11月1日には、高校吹奏楽部同期の、卒業以来初めて51年ぶりの同窓会が浜松の割烹である。こちらも遠方ながら言いだしっぺの幹事を引き受けまとめ役をしているが、物故者3名を除き病気の1名欠席のみで会うのが楽しみである。

また、11月18日から19日と、勤めていた銀行の浜松支店入社当時の同世代が横浜に一泊して中華街で会食、翌日鎌倉に行きたいという。幹事役はひとつ年下のKさんが、広島在住の遠方にもかかわらず引き受けてくれている。鎌倉は私にガイドを任せてくれるらしく、今からコースを考えている。

食の話から長々と書いてしまったが、どこにいても、どこに行っても、人間誰しも食べる楽しみは死ぬまで変わらない。

 



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