もうすぐお彼岸。ヒガンバナの季節がやってきます。別名曼珠沙華。秋の彼岸の頃に一斉に咲き、写真の題材としてもよく登場する花です。
ヒガンバナは葉が出ていないので、花の形と色だけが目に映ります。ヒガンバナというと朱色がかった赤色を連想しますが、白や黄色の花もよく見るようになりました。田圃や墓地のまわりに群生している風景は見応えがあります。
我が家の庭にも白と赤のヒガンバナが毎年咲きます。白は清純な感じがして好きです。
曼珠沙華という名は仏教から来ている名前で、「天上界の花」「赤い花」と言われ、おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天から降ってくるという意味だそうです。日本では、彼岸に墓場近くで咲いたりするものだから、「死人花」などと忌み嫌う人がいるらしいが、韓国では、花のあとで葉が伸び、夏近くなると葉が全く消えてしまう不思議な花として捉えられ、葉のあるときには花がなく、花のときに葉がないことから「サンチョ(相思華)」と呼ばれているそうです。「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味からのようです。
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