誕生日祝い手作りカード

毎月第2金曜日は町内の老人会の日。あやめ会と称して毎回50人前後が参加、最高齢のご婦人は90歳を超える。この日は、7～9月生まれの人の誕生会でもあり、対象者は18名で私もそのうちの一人。皆さん私より年上なのに若々しく元気である。

正午スタートで、まずは缶ビールやお茶を片手にH会長の音頭で乾杯。今日は朝から蒸し暑く、最高予想気温は32度。右隣にいたEさんが、「毎日手帳に最高気温をつけていて、去年の今日は25.7度だった。異常な暑さだよ」と扇子を扇ぎながらおっしゃっていた。その扇子の涼しい風を、私は涼しい顔して受けていた。

誕生日のお祝いは、つい最近まで花鉢だったが、この頃は台所洗剤になり実用的でいい。幹事役のS夫人が前回から手作りの誕生祝いのカードを添えてくれている。一人一人にすべて手書きで、時間と手間を惜しまない人柄に敬意を表する。

私のカードには、「簡単なエンディングに向けての勉強会を考えています。相談にのってください」と書かれていた。2年ほど前に、この老人会で「遺言書の書き方」や「仏像の見方」「やさしい写真の撮り方」などの講演をしたことがあったが、今度は11月に、人生のしめくくりをどのようにしたらいいかなどを話したいと思っている。