台風18号が列島縦断、各地で洪水等の被害が出ている。被災地の皆さんは、これからが大変だとお見舞い申し上げる。
関東地方は昨夜風雨が強まった程度で、今日は台風一過の快晴。予定していた鎌倉御霊神社の面掛け行列に出かける。
自宅から約30分で鎌倉駅に到着。江ノ電に乗り換えて長谷駅下車。4年前にもこの面掛け行列を見に来たことがあるが、その時も台風18号の2日あとだった。
その当時は、長谷駅前に「長兵衛」という食堂があったが、いまは廃店になっていて残念。海老を卵とじしたかまくら丼が有名で、3匹入った上と2匹入った並の2つあった。天つゆが、海老にも卵にもご飯にもしみ込んでいて、とても美味しかった。
三連休最後の鎌倉長谷は、大勢の観光客が沿道を埋めていて、御霊神社からの面掛け行列沿道も沢山の人で混みあっていた。鎌倉には長年来ていて、この面掛け行列は2度目になるが、こうして古都鎌倉に伝わる神社仏閣のイベントも楽しい。
面掛け行列というのは、鎌倉権五郎景政という人の命日にあたる9月18日に、鶴岡八幡宮の「舞楽面」の面掛行列」(今はない)に倣って、江戸時代から行われるようになったといわれ、200年以上の歴史があるそうだ。
金棒をついた陣笠姿の露はらいなどに続いて、一番面の爺(じい)から面掛十人衆が練り歩く。面掛行列の中心人物は、妊婦姿で特別に着飾った九番目の阿亀(おかめ)。後ろは、阿亀に付き従う女(とりあげ)。行列の中心である「阿亀」の大きなお腹は、豊年・豊漁の祈願を子を産む形に象徴させたものということである。
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