190キロのクルマ旅

　　　　　　　　　　　　　　　　箱根仙石原のすすき

愛車マジェスタは、昨日洗車WAXがけしたばかりでピカピカ。朝8時に自宅を出発、通勤時間帯の渋滞を抜けて1時間がかりで東名高速厚木ICに入る。

中井PAでカミサンと運転交代、御殿場ICで下りる。自宅から紅白のヒガンバナをお供えしようと持ってきたが、いつもの花屋「はせがわ」で更なる仏花を調達、富士霊園で彼岸の墓参り。墓石をきれいにしておはぎとお団子を供えご焼香、普段の健康と安全安心を感謝して合掌。

墓参りのあとは、少し前まで忍野八海に立ち寄っていたが、前々回行ったときに中国の団体客でごった返していたことと、行きつけの池本荘のドクダミ茶を買うこともなくなったので、今回は行くのを見合わせた。

恒例となった御殿場温泉会館でひと風呂浴びてちょっと仮眠、2時間滞在したところで退館、入れ違いに中国の団体客が大勢入ってきた。日本としてはありがたいことだが、都会の銀座でも田舎の温泉でも、いまやかつての日本人が東南アジアを頻繁に旅したように、中国の人たちが日本にどっと押し寄せている。

箱根仙石原のススキを見たいと乙女峠を越えて車を走らせる。風に揺られる銀色の穂波が、太陽の光をいっぱい浴びてきれいだった。カメラが趣味といいながら、普段は夫婦互いの写真を撮ることが少ないが、仙石原のススキをバックにスナップをたくさん撮った。お互い年をとったなと思うばかりである。

元箱根の柴犬母娘風ちゃん海ちゃんに会いに行ったが、残念ながら定休日なのか閉まっていた。時刻は既に夕方5時を回っていたこともあり、宮ノ下から湯本経由で国道1号線を小田原方面に向かう。

相模湾沿いの西湘バイパスをひた走り、途中回転寿司で夕食を済ませて夜7時すぎに帰宅。久しぶりのクルマ旅、走行キロは190キロになっていた。こうして夫婦でクルマ旅を楽しめるのもあと何年だろうか･･･。29/9/20