昨日は近隣の五つの町会が一緒になっての運動会があった。
私は町会長、カミサンは放送係として、準備から後片付けまでいましたが、地域の皆さんの活躍ぶりをみてありがたい気持ちでいっぱいでした。
好天に恵まれ、町別対抗戦リレーや綱引きなど大いに盛り上がって楽しかったのですが、最後の種目男子リレーで中学三年の男の子がバトンタッチ手前で転倒し、肩をひどく打ってしまうアクシデントがありました。すぐさま体育指導員のKさん、すぐに走路から安全な場所に男の子を移し、競技を続けさせました。ルールではバトンをわたせなかったので失格なんだそうだが、長年の経験と勘で後の走者のことなどを思うと続けさせてあげたいと咄嗟に思ったそうである。そのKさんは元国体のレスリングの選手で、油絵を絵画展に出品するなど多彩な人と後で知った。文武両道の精神がこのとき生かされたのかもしれない。
誰もが無事故を願っていましたので、一様に怪我の状況を心配し、救急車を見送りました。お母さんが痛がるわが子を見つめる悲壮な顔が今も頭に残っています。
受験勉強もあるだろうし家族は大変だと思う。一日も早く快復し、元通りになってくれることを祈るばかりである。
うちの二人の息子も小中学校はサッカー(あの有名な元全日本代表武田修宏君がいたときと同じチーム)、高校は長男がボート、二男はラグビーで大学まで続けたが、怪我らしい怪我はなかったように思う。スポーツは怪我が一番怖い。
息子の運動会に行ったのはもちろん小学校まで。母親のいない分どんな気持ちで
いたのか聞いたことはないが、ほかの子供たちがお母さん手作りのお弁当を食べているのを見て、寂しい思いをしたこともあっただろう。おばあちゃんが作ってくれたものはおばあちゃんであり、お母さんにはなれなかっただろうから・・。
その反動もあってか、二人の息子夫婦は孫たちに対して一所懸命だ。自分が寂しい思いをした分、子供に同じ思いをさせたくないという気持ちがどこかにあるのかもしれない。運動会、お遊戯会など親も多忙なようである。
前述の怪我した男の子がユウキ(孫)だったらと思うと人事ではないねとカミサン。夫婦二人して家族の無事を日々み仏に祈るばかりである。
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