岸惠子さんを知らない人はまずいないだろううと思うが、昭和7年8月11日生まれの御年83歳。相変わらず綺麗でしっかりしていらっしゃる。
彼女のことはこのブログで2回書いている。
100年インタビュー岸惠子さんhttp://blog.goo.ne.jp/goo3595628/e/c6ee058268991b492deaa1fc42e4b694
邦画を彩った女優達・・・岸惠子さん http://blog.goo.ne.jp/goo3595628/e/39dbfd1a03c456aed18d4e167ffbf9c3
誕生日が私と一緒ということもあるが、女優として、女として、はたまた国際人としての活躍ぶりに感動している。今朝のNHK-BSで、二度目であるが「わりなき恋」のひとり朗読劇をみてまた書きたくなった。
「わりなき」とは「どうしようもない」「やむを得ない」などという意味であるが、70歳にもなる女性の、妻子あるひと回りも違う年下の男性との、どうにもならない恋の切なさが身にしみる話で女性の読者が多いようだ。
岸惠子さんは、国際人して広い視野を持ち、その人生体験の積み重ねが大いにこの物語に反映している思われる。また、ご自身或いは今までに会った人たちの体験も参考にしたノンフィクションとも推察され、彼女だからこそ書けた小説かもしれない。
あらためて感じたことは、この小説を書き始めたのは78歳のときで、4年がかりで書き上げたことである。
私にも小説を書く能力と情熱があったら、波乱な人生を生きた母親のことを書いてみたいと夢のようなことを想像している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます