千両の実もあざやかに年暮るる
冬至湯の柚子ころがして童歌
裸木の影を眺めて日向ぼこ
年忘れいのちの水と酒酌まん
年の瀬に孫の顔見て夕宴げ
またひとつ延びゆくいのち年の関
年暮るる計画だおれの事ばかり
凍て星を見上げる家路足早に
ハチ舎利の寺参りして年惜しむ
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俳句の投稿も100回を超え500句以上になるが、無季語の自己流俳句に飽き飽きされた方も多かろう。
年末の出来事や想いを、季節のことばを交えて7ヶ月ぶりに作句。日本語のことばの美しさや余韻をあらためて味わう。
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