帰省とは、休暇のときなどに短期間郷里に帰ること。「省」は「かえりみる」で父母の安否を問う意味。
両親はとうに他界、五人兄弟のうち3人も他界しており、3歳上の兄がいるだけの帰省であるが、昨日一昨日と新幹線で浜松へ行って来た。
生家に立ち寄り姪も誘って、近所の居酒屋で小さな家族会。親戚の話で盛り上がりを見せるが、70歳代、80歳代となると老い先短い人生の話題にもなる。つい最近、その店の隣の菩提寺に墓地を買った兄は、自分の最後の住処が決まったとして機嫌がよかった。
昨日は親友のU君と飲食の約束をしていたが、テニスで肉離れをしたとの連絡があり中止になった。そこで兄と鰻を食べようということになり、行ったことのないMという店に立ち寄る。有名店であるが、特別美味しいという印象はなかった。
鰻の価格は上昇するばかりで、味がよっぽどよくないと客足は伸びない世界だと思う。兄の和食処も500円値上げしたらしいが、鰻専門店より安く、マグロの刺身などもついているので人気のメニューだそうだ。
浜松は鰻、すっぽん、餃子が有名で、いずれも好きなものばかりである。鰻に関しては、中学生のころ近くの川で獲った鰻を専門店に売りに行ったりしたこと、50数年前に3段のうな丼をよく食べたことが、懐かしい思い出として残っている。
さて、入れ替わりに今日からカミサンは、女3人で金沢方面2泊3日の温泉旅行に出かけた。有名な加賀屋に連泊するという。関東地区は雪の情報もあるが、北陸は雨模様。温泉で体を休めてリフレッシュしてきてほしいと思う。
今日から3日間、どうやって過ごそうかと思うが、とりあえず4月12日から始まる仏像写真展の準備確認をしておこう。12月初めに決まってから3ケ月が経ち、開催まであと3週間、健康で安心安全に催すことができるよう願ってやまない。
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