地元の氏神様である横浜市泉区中田の御霊神社の大祭に、自治会顧問として祝い金を自治会長の代理で届ける。
この御霊神社は、横浜市の戸塚区、栄区、鎌倉市の御霊神社と同じく、鎌倉権五郎景政を祀った神社で、昔から中田のごりょう様と呼ばれていた。
明治の廃仏毀釈前は宮司家の東端に実相院の不動堂や護摩堂があったそうで、池の前の庚申塔は泉区最古と言われ、地域の文化財に登録されている。
毎年東西交代でお神輿の渡御が盛大に行われているが、昨年は私が住むしらゆり地区が当番で、自宅近くをお神輿が通って賑わいを見せていた。
神社の境内では、町の年寄衆から若者たちが境内を行ったり来たりしていた。夕方には素人演芸が舞台で催され、直会(なおらい)でお神酒が振舞われることであろう。
郷里浜松の駒形神社の秋祭りを思い出す。小学校6年生のときに第1回角力大会が始まって(角力とは相撲のこと)、五人抜きで優勝した。そのときの優勝旗は虫が食っているものの、箪笥の奥にしまったままだ。ちなみに優勝賞品は大きな冬瓜1個だった。
神社の秋祭りは、昔ほどの賑わいはないが、日本人のこころの原風景としてしっかり残っている。
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