NHKラジオ深夜便3時台、「にっぽんの歌こころの歌」は香西かおり集。「無言坂」「酒の宿」「雨酒場」などの演歌が中心であったが、民謡歌手、ポップス歌手としての彼女の唄いっぷりを初めて知った。多才で幅が広い。
民謡は「津軽じょんがら節」と「秋田長持唄」で、張りのある唄いっぷりがいい!。ポッブスは「あなたへ」と「すき」、この2曲はいずれも香西かおり自身の作詞で、演歌歌手の印象が強かった私としては意外だった。
彼女の歌でよく聴いていたのは「流恋草」で、カミサンがよく唄っていたのを覚えている。やはり和服姿の演歌が似合う歌手だ。
もともと幼いころから民謡歌手として数々の賞をとるなど、大人顔負けの歌唱力を発揮していた。高校卒業後、太陽神戸銀行に就職するが、歌への思いが忘れられず、1988年に歌手を目指して上京、「雨酒場」でデビュー、この曲で日本レコード大賞新人賞を受賞した。
最近のテレビでよく歌謡ショーが放送されている。昭和の名曲がたくさん唄われ、懐かしくなって偶にはカラオケに行って声を出してみたくなる。
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