男の料理教室 2

上から・・・一人前完成品　　　根菜の南蛮漬け　　魚のおろし煮　　牛肉と豆腐の煮物　　ゆず大福

ゆず大福の皮づくりに四苦八苦　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

男の料理教室に通ってもうじき2年になる。６０代から７０代までの異業種のサラリーマン定年退職者が、紅一点の先生に野菜の切り方など基本中の基本から手ほどきを受け、毎月1回４つのメニューをこなすのに嬉々として熱中している。そんなオジサンたちの姿は実に微笑ましく、先生の軽妙な語り口も、したたかなオジサンたちを上げたり下げたりしておもしろい。

料理が完成さあ食事となれば、アルコール持参の御仁もいて、世間話も飛び出し話が弾む。銘銘が近況を語る時間もあり、旅行、スポーツ、家族、趣味のことなど、多岐にわたって実に楽しい。Hさんの刺繍の写真を見せてもらったが、スケールといい、緻密さといい、アマチュアの域を超えたプロ並みの出来栄えであった。私なんぞは広く浅くで一芸に秀でるものは何もない。一つのことをとことん追い求めることのすばらしさ美しさを教えられた気分である。

男の料理教室1　

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