昨日予約録画しておいた「ザ・世界仰天ニユース4時間スペシャル」をみる。見たかったのは、『夢の薬か?幻か?ガンに効く?丸山ワクチンの真実』。
丸山ワクチンは、日本医科大学の丸山千里教授が、結核患者とハンセン病患者にがんが少ないことに着目して、がんの薬として開発された。これまで約40万人もの人に使われてきたという。その中の一人が私の前妻だった。
昭和47年2月8日、横浜戸塚の共立病院で二男が生まれた。そのとき妻の腹部が膨らんだままで原因がわからず、すぐに国立横浜病院に入院、検査の結果原発性肝臓がんと診断された。当時の主治医H先生からは、「余命1ヶ月、病院にいても何もできないから、自宅で見守ってあげてください」と告げられた。
その年の1月、銀行の自由が丘支店から日本橋支店に転勤したばかりで、しかも前年12月いまの住所に自宅を購入したばかりだった。当時私たち夫婦はともに27歳、これからという矢先の出来事で愕然としていた。
しかし、余命宣告を受けても諦めることなく、日本橋支店の隣にある丸善書店でがんの本を探しているうち、丸山ワクチンを知り丸山先生を紹介状もなく訪ねた。
その結果、東横線新丸子駅近くの日本医科大学付属病院で、丸山ワクチン投与が始まった。結局4ケ月で妻は逝ってしまったが、余命1ケ月が4ケ月もったことから、今でも延命効果はあったと信じてやまない。
当時もがんに効く効かないという論争があったことは記憶している。この番組では、未だに厚生労働省の医薬としての認可がおりていないことの不思議さを取り上げて「仰天」としたのだろう。
副作用もなく、何万何十万人もの臨床例があるのに、何故なのかと首を傾げたくなる。がんが治った人もおり、延命効果は数多く認められている。一日も早く国から認知されるよう願ってやまない。
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