
古代蓮
気管支の奴が
相変わらず
ぜえぜえ言ってやがる
「おい、少しは静かにしろ」と
怒鳴ってやった
そしたら
気管支の野郎が
俺に向かって
「ヘヘン何言ってやがる」
「お前みたいに無茶をするんじゃ
もう面倒見切れないよ」
S49/4/6
たった二三行の
詩を書くのに
お前は
どうしてそんなに
苦しむんだい
詩なんてのは
もっともっと
自由でなくては
S49/4/6
何度も何度も
見たことのある海
何回も何回も
転げ回った浜辺
何のためらいもなく
心の動くままに
そしてただ
ひたすら歩き始めた
S49年 日本三大砂丘 浜松遠州灘大砂丘
若かりしころの詩がいくつか出てきた。悩み苦しんだ青春時代。今とは違って、きれいな字を書いていたとわれながら感心している。その後年齢を重ねるにつれて、脳の退化とともに字が汚くなった。心も体も汚れきってしまった。
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