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全国行脚夜明け前 瑠璃色の琵琶湖
「余命1ヶ月の花嫁」の感想記事を書いた翌日、整理していた書類箱から38年前の詩が出てきた。前妻が亡くなる直前に大学ノートに書き綴ったものだ。23年前にうつ状態になって死にたいと思ったとき、過去を抹殺するかのように何冊もの大学ノートを処分した。何も残っていないと思ったのに、当時書き綴った詩を発見するなんて、単なる偶然だろうか?
一篇の詩の中に
心を詩うなら
何と
表現したらよいのだろう
ひとつひとつの
ことばの持つ意味が
明るい未来を
思わせることのできるような
そんな詩をつくりたい
悲しみの中にも詩を
苦しみの中にも詩を
詩う心が
情熱をかきたてる
勇気と希望
何と素晴らしい
ことばだろう
S47/5/12
ただ苦しみに耐えるのでなく
苦しみが喜びとなるよう
努力しなくては
神は私たちに
苦しみを与えたのではなく
勇気と希望を与えたのだ
S47/5/22
暗いと不平を言うよりは
すすんであかりをつけよう
(心のともしびより)
静かだ
無の世界から
光りかがやく
永遠の世界へと
旅立ちの衣を着せ
旅立ちの詩をうたう
生命は
永遠のもの
愛は
永遠の魂なり
S47/6/11
手と手が
ふれあう
そんな何でもない
出来事が
お互いの愛を
感じさせる
この世で
最も感激的な一瞬なんです
「愛しているよ」
そんな言葉よりも
もっともっと
強烈な
テレパシーを
感じるときです
愛って
そんなものかも
しれないね
S47/6/?
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